バケツで前方に水を撒くと、塊でバシャー!っと飛んでいきますが、スプラ2の世界では、それをインクで再現できるようになったブキがあります。
今回は バケットスロッシャーデコ です。
ゲーム内の表示に関しては、私は
ソロ専でフレンドもゼロの身分なので、ゲーム内に
表示されているかという確証はありません。仕様を承知の上で
(趣味で)描いています。
では続きに作成過程を載せておきます。ご興味がありましたらドウゾ…
スペシャル発動コスト220pの足枷… スプリンクラーとイカスフィアという構成で、サブで塗りを補える分、スペシャルのコストも190pで回転率が良かったことでも人気があったブキです。
しかし、ガチ勢さんの間やスプラ甲子園での活躍が目立つようになったせいか、調整アプデでスペシャル発動は徐々に220pにまで上げられてしまいました。

ナワバリバトルでバシャバシャするのも楽しそうですが…メインは特有の癖があります。一発の威力・射程はあれど、一度に大量にぶちまける性質から燃費が良いブキとは言えません。
実戦においては、遮蔽物越えの曲射、高台にいる相手に対して正確に狙って使えると、一転して強いブキになります。人気こそ下火にはなりましたが、今でも根強い愛好家さんたちがいらっしゃる様子です。
では、描いていきましょう! 今回は少し傾けた角度で描いてみたかったので、直線ツールもどき()とフリーハンドは半分ずつくらいの比率で、できるだけ精密マシマシに描いていきます。


ざっくりと
ハコのような何かを置いたら、角度を意識して配置していきます。両面には同じ装飾があるタイプなので、左向きを採用します。


バケツ本体の色は黒ですが「真っ黒ではありません」ので、ただのベタ塗りではなく、濃度の高いトーンから加算して質感を出していきます。


バケツのフレームを仕上げます。角が丸いところはきちんと面取りします。脳内で3Dモデルをくるくる動かすイメージで描いています。
ちなみに、前作のバケツとは比べるとパーツが抑えられて、よりシンプルなフレームになってます。色も濃いオレンジ(朱色?)になり、デコのデカールも大きく目立つものになりました。

トーンを入れていきます。濃いオレンジですが、まずは線画を潰さないようにざっくりいれて、本体の黒い部分と調整しつつ加減していきます。

ひとまずブキだけ形になったところで休憩です…と、言いますか、これを描いていた時は深夜になってしまったので、セーブ→切り上げて寝ました。
眠い中で無理に描いても進みませんし、せっかく描いたものを崩してしまう事もあるので、無理に続けないようにしています。
再開です。
翌朝…すでに仕上げと文字入れを残すのみの段階だったので、仕上げて投稿まで済ませることにしました。ハイライトを入れて立体感をマシマシにします。

文字を入れていきます。
Slosher Decoと、英語圏はいたってシンプルです。文字数少ないのは助かりますわw
スラォシャァ デコォ…カッコよく発音したいですね。
ちなみに
イカ友に聞いてみたところ…
「Slosherの意味はslosh(水などをバシャバシャする。ドボドボする)の動詞+erで、インクをまきちらす・インクの動きそのままを指している。
日本語の場合は「バケツ」という略称を付けたい意図で、あえて「Bucket(=バケツ)」と入れているのだろうね。オフロ(オーバーフロッシャー)もこの原理だろう」 まさにイカ研究所のセンスよ…またひとつ引き出しが増えてしまいました。
イカ友も解説ありがとう!
で き あ が り ! 投稿までに一晩ほど挟んでしましましたが、作業時間だけを見れば
2時間くらいだったと思います。
パーツがシンプル化したことでカタチを追いやすく、想像していたより描きやすいブキでした。
この環境下においても使いこなしているガチ勢さん達を見ると、インク管理、射程や有効な地形の把握、退路の置き方まで無駄がなく、私の知ってるバケツと違う!となります。
スプラ甲子園でも、かつての上位チームのプレイヤーさん達が、このバケデコで活躍していたのも記憶に新しいところです。
(^-^)/ ありがとうございました!