前衛で華麗に舞うその雄姿。扱いの難しいブキを使いこなせたら、さぞ楽しいだろうな~という、賞賛と尊敬の意を込めて、これを描く事にしました。
今回は クアッドホッパー ホワイト です。
ゲーム内の表示に関しては、私は
ソロ専でフレンドもゼロの身分なので、ゲーム内に
表示されているかという確証はありません。仕様を承知の上で
(趣味で)描いています。
では続きに作成過程を載せておきます。ご興味がありましたらドウゾ…
某非公式大会を視聴して。 時間を見つけては視聴していた非公式大会があったんですけども…当日は最終日で、チームによっては2位と最下位を争うという展開になっていました。
そこで見たクアッド使いのプレイヤーさんの立ち回りが、イリュージョンかサーカスでも見ているような素晴らしさで、驚きのあまりモニター前で
( ゚д゚)ポカーンとなりながら見てました。

私個人、クアッドホッパー系は
上級者イメージしかありません。正直に塗りも燃費もそんな良い印象が無く、サーモンランで支給されても、下手にスライドを使えば硬直で雑魚シャケに足元をすくわれる有様です。
活躍の場があるとすれば(インク管理しながら)高い機動力を活かして、遠い地点のタワーを倒しに行くくらいでしょうか。

これもブキ屋さん経由で
試し打ちに持ち込んで、そこから30分ほど観察して、手元ではクロッキー帳に特徴をメモしてから作業に入りました。
では!描いちゃいま、しょ! マニューバー系なので、言わずともがな左右2つ描かねばなりません。しかも曲線が多く、流線形と言えば聞こえは良いのですが、描くには複雑な造形です。

とりあえずカンバス上に置く位置を決めまして、完成イメージだけはこの時点でガッツリ固めておきます。
実質、作業量が
2倍ですし、ここは正攻法で右向きに。それでも真横じゃつまらないので、少しナナメで。


クアッドやスパッタリーのような、前衛バリバリのブキを得意とするガチ勢さんの配信を見ると、なんでその位置から、そういう機敏な動きができるのか…という疑問しか出ません。
配信などで活躍する姿を見ている分にはいいんですけどね。高速の立ち回り技術ホント尊敬しますわ。これぞ切り込み隊長!ってイメージもあります。

さーて、駄弁はそこそこに作業も進めましょう。ちょっとだけ縦方向に構図の潰しをかけつつ全体を調整。
クアッド特有の
丸いクッション?バネ?みたいな丸いパーツと、それを繋いでいる黒いカバーのような部分も並行して描いていきます。


マニューバー系のお絵描きは、基本的に
左右同時進行です。右をちょっと描いたら左、左を描いたら右も描く。こうすることで
1セットとしてバランスが取りやすくなります。
ドット単位でコピペするなんて真似はせず、全体を意識して描いた方がそれなりに見えますし、何より
早いです。



ある程度まで線画として仕上がったら、一気にトーンも入れていきます。パーツが細かいので、潰しすぎないように濃度を調整しながら埋めます。


銃身と銃口付近では、微妙に模様が違ったり、銃身には何かの切り替えスイッチのようなパーツもあります。あの特徴的なキャップのような銃口もドット単位で手入れしていきます。
2本ある銃身の上側にはロゴマーク?のようなものもプリントされているので、できるだけ再現します。あとは
ビスとネジの位置もしっかり入れます。こういう細かい作業は好きなポイントです。手間だとは思いません。
ここまで描いたところで一旦セーブして休憩です。旬の和梨が美味しい時期ですね、1つ剥いて水分と糖分チャージです。
試合ではあんなにサクサク華麗な舞いを見せてくれるのに、絵にするとサクサクはいかないものですね。
再開です。
文字を入れていきます。英語圏では
Light Tetra Dualies…
ライッ テトゥラ デュアリェと久々に噛みそうになりました。
白・黒の色ではなくLight=光なんですね。ちなみにブラックはDark(ダーク)です。光と闇…これはこれで中二病っぽい要素でカッコイイですけど。
これも現地の事情に詳しいイカ友に聞いてみたところ
「クアッドは他の言語圏では日本とほぼ同じで白と黒という表現になっているんだけど、北米や英語圏ではライトとダークだね。
US本家はネーミングの由来には直接触れてはいないけど、例えば公式大会の実況などで『白が黒を・・・』とかの表現は誤解を生むし、いずれかが弱ブキ扱いされた場合は、それをネタに蔑称に発展しかねない。社会的にデリケートな部分に配慮した可能性があるね」というお話でした。
ここではこれ以上は深追いしませんし、プレイヤー同士による個人の推論ではありますが、いろいろ
察せました。 ブキの名前ひとつにも配慮を欠かさず、些細な事でもトラブルが予見できる要素は排除する。やっぱり子供達も遊ぶタイトルですから、イカ研究所も
その土地の社会情勢をよく考慮してゲームを制作なさっている背景が伺えます。
で き あ が り ! 作業時間は
約3時間でした。思っていたより早く描けた感じはあります。
クアッドホッパーの底面にある丸いパーツの元ネタになったのは、ナイキの高性能シューズ「ショックス」の靴底ではないかと言われています。「ナイキ ショックス」で画像を検索すると出て来ますよ。
かつてナイキ社とのコラボフェスでは、エアマックスのシリーズを模したクツのギアが追加されました。ですのでアロメ=ナイキというブランドイメージを維持したブキでもあると思います。
見た目もスポーティーでカッコイイですけど、玄人好み&上級者向け仕様なのも頷けます
(そこ)イカ友から画像を頂いちゃいましたw なんと、アジフライスタジアムに出ていたというもので…イカ友いわく
「バトル行ったら壁にチラ見して、後で散歩行ったらビンゴだった!クアッドでアジフライは熱くね?」…とのこと。
コメント・画像は共に掲載許可を得ています。 これはクアッド実装時の紹介画像が
アジフライでしたから素直に嬉しいです。こんなすごい
偶然、全方向に感謝の極みでしかないです。ますますイカ研究所とイカ友たちには足を向けて寝れないです。
当時の公式ツイート これは描き手冥利に尽きますね。
ガンガンやる気が出ました!よーし、がんばろう!
(おー!)o(≧ω≦)o ありがとうございました!
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