今回はあくまで、これから始めた人、家具の扱い方がよく分からない人など
初心者さん向けの内容しか書いていません。
島評価★5の方や、インテリアで10万点以上ランクSの方には「今更な知識」が多いと思います。予めご了承ください。
▼島クリエイターに関する基本TIPSは、過去の記事をドウゾ。
・島クリエイターのキホンの「キ」/島クリエイターって何?
・島クリエイターのキホンの「ホ」/道・河川・崖の使い方
・島クリエイターのキホンの「ン」/その他いろいろ注意点など
家具の種類を知ろう
室内に用いるか、屋外に用いるかはの用途の前に、家具には
種類があることを理解しておきましょう。

マイホーム用の「家具」における代表格(カテゴリ)を並べてみました。マイホームにおける
基本の生活家具は「クロゼットorタンス(着替えができる収納)」「テーブル」「イス」「ベッド」で、これらの基本家具が1つの部屋に
同じシリーズ・セットで置かれていると、ハッピーホームアカデミーの評価UPにもなります。
床面サイズは1マス、2マス、4マス型が最も多いですが、中には1.5x1.5マス、パネル系のように2x0.5といった変則的なサイズの品もあります。

カテゴリ別に分けるとこんな感じです。
クロゼット系は縦長の1マス、タンス・チェスト系は横2マスのものが多いです。
ベッドは、シングルは2マス、ダブルは4マス。二段ベッド、ハンモック、布団なども含まれますが、それらは基本的に2マスです。
テーブルは1マスだと「ミニテーブル」という呼称の品が多く、カウンターテーブルは横2マス、一般的にテーブルと呼ばれるのは4マスサイズです。
イスやスツールは基本1人かけ用なので1マス、ベンチは2マスになります。
本棚やシェルフ系の家具は1マスか2マスタイプが一般的で、2マスの棚でも小物を乗せられるのは1マスまでという品もあり、必ずしも収納も兼用しているとは限りません。見た目だけを用いる家具が多いです。
クロゼット
基本的に
Aボタンで触れると「着替え」ができる家具の事です。タンス、チェストなど収納家具の体裁をしているものは、大きさや容姿に関わらずクロゼット型にされている事が多いです。


「ロッカー」や「試着室」の家具は
着替える場所と想像がつきますが、中には「冷蔵庫」「冷凍庫」「金庫」「虫カゴ」「クーラーボックス」まで
「クロゼット」扱いにされている家具があります。

側面開きで上面が平坦な家具の場合は、
小物を飾ることもできます。マイホーム内では品数を増やせますし、収納場所としても活用できますので上手に利用しましょう。

前作(3DS)では上面に家具が乗ると、タンスやクロゼットとしては使用不能になるパターンもありましたが、今作は触れ方によってはそのまま使えます。
上図は「ミニ冷蔵庫(クロゼット)」の上に「エスプレッソマシン」を重ね置きしていますが、クロゼットとしての機能は使うことができます。
運用方法 クーラーボックスは浜辺で釣り竿などと一緒に飾る。大型の虫カゴは果樹園や庭園などの景観に溶け込みますので、それぞれに地点に置いて、見た目のみならず「屋外で着替えられる場所」の拠点にできます。


ステッキのセットだけに頼ることなく、
マイホームの収納に入れたファッションアイテムを全て呼び出せます。 着替えるだけの用事だけで
いちいちマイホームに戻る手間を省けますので、屋外クロゼットはオススメです。
ベッド
ベッドや布団は分類上では
寝具とも呼ばれ、基本的に寝る場所になる家具のことです。また、テーブルのような平坦な形状でも
小物を置くことはできません。
2マスのシングルベッド、
2段ベッドはシングル扱いで寝ることができるのは下段のみです。
ダブルベッドは4マスになりますが、2人同時に寝転がることができます。プロレスのリング(青コーナーやニュートラルコーナーなど)のように、組み合わせて使う変わり種のダブルベッドもあります。
ちょっと紛らわしいアイテムも…
「ベッドデスク」は文字通り「デスク」が軸になるようで、家具としてはテーブルの枠に入るようです。ベッドの部分に寝転がる事もできません。

「ペットのベッド」のように、名称に「ベッド」と入っても、実際は
「イス」扱いの家具もあります。
この記事ではプレイヤー(人間)を基準に記述しています。
運用方法 屋外用のベッド(ビーチベッド、キャンプベッド、ハンモックなど)は、屋外にそのまま飾れば景観に+αできます。

稀に住民どうぶつが気付いて寝転がるなど、使ってくれる事もあります。お昼寝中のスクショを撮りたい場合は、いつもで歩いていそうな場所にベッド系の家具を飾ってみましょう。
ギミックとしての用途もあります。
転び止めの無いベッドをピッタリと連結して飾れば、そのままゴロゴロ転がって遊ぶこともできます。

たとえば上図のように「ほしくさのベッド」を複数作って並べる事で、障害物競争のギミックにもできます。
注意点があるとすると、ベッド系の家具は全て
頭と足の「向き」は固定されていますので、それらの向きをきちんと揃えて並べることが重要です。
同じように並べたけど転がれないという場合は、頭と足の向きを直して置いてみてください。
テーブル
食卓、お店のカウンター、デスクだったりと、その形状や用途は様々ですが、
小物を乗せる・陳列するための家具です。
ローテーブルは一般的なテーブルより高さが低く、客間などでソファー等とセットで部屋の装飾の軸になるテーブルを指します。
また、メインのテーブルやデスクに対し補助的な役割をもつ「サイドテーブル」もあります。用途によって使い分けましょう。

名称や素材は様々ですが、購入した家具・DIY家具にかかわらず、基本的に1マス、2マス、4マスのバリエーションがあります。

設置場所が屋内・屋外にかかわらず、小物の家具を飾ることで、より一層
用途がハッキリします。 2マス・4マスのテーブルの場合、上面が全て平坦であれば中央に
半置きして、スペースを贅沢に使うことも可能です。しかし、それ以上は小物が置けなくなりますのでご注意を。
尚、一部の家具(例として「ウェディングなテーブル」など)は、テーブル上に
最初から何かが据え付けされている場合には、小物を置く事はできません。
運用方法 基本的に
同じシリーズ&色のイスやスツールを組み合わせると、違和感なく溶け込んで安定した景観を作れます。

4マスの大きなテーブルは、上に置く小物にあわせて
イスの数を調整しましょう。4マスだからイスも4つ作る必要はありません。

アイアンガーデン系はテーブルとイスを同じ色にリメイクすると引き立ちます。キャンドルなどを設置すると、夜間もオシャレな空間になります。

ローテーブルやベンチを組み合わせた
読書コーナー。中央には摘み取った花を一輪挿しで飾れば、静かな空間の演出にもなります。使う目的ではなく
飾る目的もアリです。

マイホームにて。デスクを軸に
背面合わせにミニテーブルやサイドテーブルを配置して、パソコンやファックスなど事務系の小物を置くと、オフィス風の演出も可能になります。
イス/ベンチ
基本的に「座る」「腰掛ける」を目的にした家具です。テーブルを組み合わせて使う場合もあれば、ちょっとした休憩所として座るだけを目的にした品もあります。

尚、基本的に「ひじ掛け」など「両脇にパーツ」があるタイプのイスは、
座面側の1方向(正面)からしか座れませんので、配置の際は注意が必要です。
左右から入って座るアクションは出せても、
背もたれがあるイスの場合は必ず前を向いて座ります。

実際に座る(入る)ことができる角度です。一方通行の品も数多く、パイプイスは左右にパーツが出ているので
ひじ掛け扱いになっています。
また、他の角度が空いていても、柵、水面、崖、樹木や他の家具などの妨げがある方向からは座れません。
住民どうぶつ達も
プレイヤーと同じように座りますので、屋外に飾って座らせてみたい場合は「座れる角度」を考えて配置しましょう。
一般的な一人かけのイス 背もたれやひじ掛けなどがある基本的なイス/チェアです。オフィスチェア、車いす、座椅子もこれに含まれます

種類は豊富にありますが、背もたれとひじ掛けの影響で
座れる角度が一方通行の品も多く、景観として用いる場合は座る用・飾る用で分けるのもアリです。
ベンチ 基本的に2人掛けですが、プレイヤーキャラは中央に座ることもできます。これもひじ掛けがある場合は座面(正面)側からしか座ることができません。
逆に背もたれやひじ掛けの無い「たけのベンチ」や「まるたのベンチ」は、空間さえあればどの方向からも(4方向から)自由に座ることができます。

住民どうぶつたちはお行儀が良いのか
左右のどちらかに寄って座ることが多く、一緒に座れる機会もあるかもしれませんw
スツール 背もたれの無い一人かけのイスを指します。作業に置いては補助的な役割を担うイスもあれば、ドレッサーや化粧台の前に置いて使う用途が決められている品もあります。

あつ森では「座ぶとん」や「うきわ」も、プレイヤーが実際に座れるためスツール(大きなカテゴリ上では「イス」)扱いになます。

スツール系は
座ったまま方向転換ができます。角度を選ばないため住民どうぶつ達にも座りやすく、品物によってはミニテーブル代わりにできる品もあり、汎用性が高い家具でもあります。
この性質を利用すると…謎解きなどの仕掛けを作った際、障害物と見せかけて、実は
座って向きを変えれば先に進めるという仕掛けも可能です。
運用方法 ひじ掛け付きなどのイスを置いて、住民どうぶつにも使って欲しい場合は、
通路を確保+向きを意識して飾りましょう。

見かけが面白い「TOYなテーブル」と「TOYなチェア」は普通だったら上図のように相席にして飾りたいところですが、住民どうぶつはイスをわざわざ
引いてから座るという事はしませんので、このままでは座ってもらえませんし、自分自身も任意で向きを変えなければ座れません。

こういう場合は
通路側に向けて、座りやすいように設置しましょう。こうすることで自分自身も座れますし、住民どうぶつ達からも
「座れるイス」と認識してもらえるので、気が向いたら実際に座ってくれる事もあるでしょう。
今時の言葉で言えば、あつ森もソーシャルディスタンスを意識した配置がベストでもあるんですねw
ミニテーブルやローテーブルにできる 原則として
4方向から座れるイス・スツール・ベンチに限定されますが、テーブルとして流用できる家具もあります。

上図は「竹のベンチ」や「まるたのベンチ」をローテーブルにした例です。既存のテーブルとは異なりスペースが半分なので、小規模のカフェや食堂などにも流用できそうです。
ただし、上面に
座れる隙間がある場合、住民どうぶつには「座る家具」と認識され続けますので、小物を中央に置いたり上面を埋める(座れない)ように置くのがコツです。

店舗の前に「まるたのベンチ」を置いて小物を並べれば、ちょっとした陳列台の代わりにもできます。流用アイデアはまさにプレイヤー次第でしょう。


「石のスツール」は和風・竹の家具との相性も良いです。苔玉や盆栽の緑も映えますし、静かな雰囲気にできます。
また、
4方向から座れるベンチの場合、横を向いて座ってしまったり、なかなか狙った方向に座ってもらえない場合があります。
その場合は家具を置いたり背面を壁にするなどして、あえて座れない方向を作って(座る角度を)誘導しましょう。


屋台の横にはサイドテーブル代わりに置いて
屋台を拡張した演出に、アウトドアテーブルとベンチを並べて、すべて関連アイテムを置いてマラソンなどスポーツ大会の
給水所っぽくしてみたり。
景観としても密度が上がりますので、
リメイクなども併用して積極的に活用をオススメするアイテムです。
棚/シェルフ
本棚やシェルフ、カートなど「収納棚」系の類ですが、
既に「収納した物が収まっている」家具ですので、プレイヤーの家具や小物を収納する事はできません。あくまでマイホームや屋外を装飾するだけの家具です。

本棚もシェルフも「中身」がみっしり入った状態で買う・出来上がりますので、それ以上の収納は見込めません。あくまで
容姿を利用するだけです。

隙間のマスに
1個だけ小物を追加できるタイプもありますが、大きな本棚(もくせいの本棚)の上には何も置けません。
収納家具と言う名の
オブジェです。見たまんまをどう活かすか、大きな本棚は背面を壁の代わりにして「見せかけ」に使うか…プレイヤー次第です。
壁掛け
現時点では「マイホーム(屋内)限定」の家具になりますが、壁にかけて飾る家具です。テレビや換気扇などの生活用品から、ドア用のリースなども全てここに含まれます。

壁面は限られているスペースですが、壁紙と色味を合わせたり、貼り方によっては風水を意識することも可能です。

壁面には家具のみならず、
住民から貰える「しゃしん」や「とたけけの音楽」、必要に応じて「マイデザイン」も貼ることができます。 いろいろな家具や壁紙と共存させて、オシャレなマイホームを目指しましょう。
ゴミ箱
形状はいろいろありますがDIY家具にある「くずかご」や、タヌキ商店では「○○ペール」という名称で販売されている
「ゴミ箱」系の家具です。

いずれ「つねきち」の船が出現するようになると、運悪く「ニセモノ」をつかまされることもあるでしょう。こういった捨てるに捨てられない「ニセモノ」や、「腐ったカブ」などを
処分するための家具(消去する装置)でもあります。


基本的にポケットの中にあるアイテムは全て対象になります。捨てたものは
消えるだけで、
換金もされなければ、取り戻すこともできませんので、よく考えて使いましょう。
運用方法 ゴミ箱は、その機能として使わないまでも「飾る」だけでも
それなりにリアルな景観を演出できますので、スペースに余裕があったら飾ってみましょう。


飲食系の屋台のバックヤードや、自販機の横は相性が良い地点です。ちょっとだけリアリティを足すことができます。
また、クロゼット同様に
島内にいくつか飾っておくだけで「ゴミ処分場」を置いているも同然になりますので、間接的に利便性も向上します。
気を付けるべきは、
置きっぱなしの家具が多い島の場合、それらを拾われて
勝手に捨てられる可能性もあります。
普段から地面にアイテムを置きっぱなしにしない、設置する前にすべて片付けるなど、よく考えてから設置しましょう。
今回はここまで。 最も基本的な家具の使い方についてまとめてみましたけども、島ライフの参考になりそうな点が1つでもありましたら幸いです。
初心者さんはまず、お店で売っている・DIYで作れる家具に触れてみて、大きさや用途の違いを知り、置き方や使い道をあれこれ考えてみてください。
実は水槽もテーブル代わりにできたりw 島クリエイターで開拓する前(最初のうち)は、島の土地も広く使える筈ですから、いろいろ触れるチャンスです。家具は「置く」のではなく、
まずは何でも「飾って」みてください。 置きっぱなしにすると存在を忘れてしまうので、そのまま置いた家具だらけで島の評価が下がるどころか、どの家具か探すのも億劫になって開拓が進まないなど、後々の悪循環になります。
あえて飾っておくことで、処分するかもその場で計画できますし、家具を増やしすぎないようにしようという意識も出ます。ついでに家具の大きさを把握するだけでも経験になります。
特に楽器やオーディオなどは、住民どうぶつ達が触ってアクションを見せてくれる事もありますので、そういった家具ごとの仕様を知るだけでも今後の計画に練り込めますよ。
あとは、
たぬきショッピングで再入手が可能(買えば何とかなる家具)で、今すぐは不要だと思う家具は売って資金に回す…それだけで島がスッキリします。
そのまま景観を保てば、ついでに島の評価もアップします。やっぱり
家具は飾ってナンボなんです。

小物を乗せる場合でも、最初はいろいろ試して、乗せられる家具・そうでない家具を知り「こういう置き方もできるんだ!」とか「ここにも乗せられるんだ!」というのを自力で発見して下さい。それが今後の景観づくりのヒントになります。
あつ森で入手できる家具やアイテムは基本的に無駄がありません。家具も土地も賢く運用して、ステキな島を作ってくださいね!
ヽ(´∀`)ノ 最初は知見と経験を増やしましょう!
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