昨今はゲーム機用の周辺機器や便利アイテムも、色々な会社から様々な製品が出ていますけども…今回はこの
GENKI Dock(ゲンキドック)(北米では「コバートドック」という名称)という製品をを試してみます。

おひとり様用のケーキやドーナツのセットでも入ってそうな、カラフルで
小さな箱…実はこの中身は
Switch用ドックにもなる
周辺機器です。
(´-`).。oO(こんな小さいサイズで動くんでしょうか?) この製品は、アメリカにある
Human Thingsという
ゲーム周辺機器のスタートアップ企業によるもので、クラウドファンディング(Makuake)を経て製品化が実現したそうです。
(Makuakeより引用掲載) 日本でいうところの、少数の有志で立ち上げたベンチャー企業による製品という感じでしょうか。
それでもスイッチ関連の便利アイテムとあればと、興味津々で見ていました。
私はガジェット系アイテム自体は知識がある訳でもないし、こと機械モノに関しては素人のぺーぺーです。
ですので、今回はそんな
機械オンチな素人でも
使えるのか?という視点で感想を書いていきます。
機械ちんぷんかんぷんなのに「おいおいオバちゃん無理すんなよ」と思ったそこのアナタ…
百聞は一見に如かずと言うでしょう?
ヽ(´∀`)ノ 今回は自分のスイッチを使ってのお試しプレイです。※当記事はメーカー様よりサンプルを拝借しての記載であり、日本国内での販売に向けて調整中の製品です。
実際の製品では若干仕様が異なる場合がございますので、予めご了承ください。ではさっそく開封ですわよ!
私は英語なんてカタコトしか読めないですけども、ちゃんと
日本語で書かれた取扱説明書も付いていました。これはまず安心
(言語の壁をクリア!)
右側から、外箱、
ドック本体、
専用ポーチ、
ケーブル、
取扱説明書。
取説から覗いているのはステッカーです。既成キャラのオマージュ?どこかグラフティみたいなイラストでイカす!ここは購入者のお楽しみ要素なオマケかもしれませんので、チラ見せでご容赦。
別売で海外旅行時の電源供給用のグローバルアダプターもあるとか。海外旅行でもこれで安心ですね!
黒いケーブルは、スイッチの電源コードに用いられている
楕円状のプラグこと「USB Type-C/Type-C」同士を繋ぐケーブルです。
これが
標準で入ってるのはありがたいです。私みたいな
「対応ケーブル?なにそれ1本も持ってないよ!何のどういうケーブルを買えばいいの?」って、買ってから
オプションが足りなくて慌てる素人には安心ですね。
所持している本体がNintendo Switch(ジョイコン有りのタイプ。以降「本家」)か、Nintendo Switch Lite(以降「ライト版」)かに関わらず、繋いで電源を入れれば
テーブル(携帯)モードだけでもすぐ使えるのは大きいです。
また、純正ドックが故障して修理中とか、ドックなしの2台目セット買ったけど充電コード1本しか無くて、遊びたい時に充電が追い付かないとか…そんな緊急時にもコレ買えばOKですね!
(´-`).。oO(ドックの単品買いしたい人って、ライト版じゃない本家スイッチを購入済みで、HDMIケーブルなら既にある!という人も多いですもんね)
コンパクトここに極まれり!?
拙宅にあるスイッチの純正ドック、プロコンと並べてみました。大きさの参考になるかと。
ちっちゃい! ドック単品だけなら
69グラムで、ちょっぴり
ズシっと感はありますけども、往年のスーパーファミコンやN64等に見た
超ゴツい重量級アダプターに比べれば、
はるかに軽いです。
むしろ小さくて軽いが故の「これ大丈夫なの?」なんですけどね。世代が世代だけに
;
(Makuakeより引用掲載)
この小さいのが、どこがどう
ドックなのかというと…対応しているケーブルの受け口を調べてみました。
純正ドックの裏側を開けて比較してみます。
ここでは
USBのタイプなんちゃらまで書いても
「なんじゃそれ?」となる大きなお友達もいると思うので、スイッチにおける単純な言葉だけで表現します。
ゲンキドック(コバートドック)は、ケーブルの受け口とプラグが1セット分
そのまま小さくまとめられていると見れば良いかと。
しかし、私みたいに
プロコン充電しながらオンラインを
有線で使いたいのよ!だからUSBの受け入れ口は2個ちょうだい!ってタイプのユーザーには、有線か充電のどっちかを妥協するか、増設が必須です。無念。
でもね、そもそも
ゲンキドック(コバートドック)の
コンセプトは
携帯することを目的にしているので、
据え置きガチ勢にはちょっと足りないと感じるのは当たり前とも思うんですよね。
(´-`).。oO(据え置きだけなら純正でいいじゃんてなりますもん…)
さっそく使ってゲームやりましょう!
プラグを刺し、実際に電気を通して(電源/ドックとして)使ってみます。通信環境は
無線(無線LAN)で実験しています。
★テーブルモード 付属のType-Cケーブルでつなげば直接電源が取れます。
また、ドック付きスイッチに付属しているUSB(四角い方)の純正コードを使って、
真ん中の差込口からも同じように電源にできる模様。

どの部屋でも
通電しているコンセントさえあればプレイできる。その自由度と安心感は格別ですね。
お絵描きソフトで時間をかけて描きたい時とか、脳トレ系やパズル系のゲームとか、
タッチパネルそのものを使う時には最適です。
携帯モードに特化しているライト版も同様に、電源アダプターの代わり(電源への接続用)として使えます。充電しながらプレイできるって事です。
★テレビモード 素人の私が最も不安があった
テレビ出力ですけども、何の問題もなく
バッチリでした。
疑ってスミマセンでした。はい。

ちゃんと
スイッチ本体の画面も暗転してますねえ。このまま1時間くらいゲームをプレイしちゃいましたけども、途中で画像が飛んだり、音がブレたりすること(致命的な遅延)も感じず、機能自体は
純正ドックと遜色ない印象でした。
ただし、テレビやモニターへの出力ができるスイッチ本体は、ジョイコン付きの
本家だけです。
ライト版はテレビモードに対応しない仕様のため、テレビやモニタに映す事は最初からできません。ライト版は
携帯モード専用と覚えておくと良いです。
・「Nintendo Switchファミリー」の機能を比較する
(別窓・任天堂公式)
◆気になる熱暴走は大丈夫? 拙宅のスイッチは2017年製の初期型(購入は2018年)ですので、熱暴走は恐れている部分でもあります。
ちょっと
意地の悪い実験かもしれませんけども、
電源、USB(プロコン有線接続)、
HDMIの
3か所を繋いで稼働させたまま、ゲームを起動してオンラインで1時間くらい使って、オフラインゲームを起動してさらに1時間くらい使い、今度は動画サイトを起動して1時間ほど視聴しました。
要は
3時間ほど連続使用してみたんです…

3時間後、スイッチ本体は熱を帯びて排熱ファンが激しく回っています。
純正ドックに収まっている時と変わらない程度とはいえ、いつも通りの
あつあつ加減でした。ここはおそらく純正も何も関係ない、初期型の運命ですw
こんなに
スイッチがあつあつなら、
ゲンキドック(コバートドック)もホッカホカなんじゃないの~?と思って、素手で触れてみると…スイッチ本体が発している熱より
明らかに低いです。たぶん人肌にもなってない。
充電も通電も送信もしているのに…長時間の使用にも耐えるのね。これはありがたいです。
(´-`).。oO(精密機械は涼しい環境での使用を推奨しますよ)
スイッチを持ち運ぶ時に真価を発揮?!
私は
リアルの友達のお家に遊びに行く時、スイッチ持ち込みでお邪魔する事もあります。
むしろ「
テレビモードでオンライン対戦のゲームやるから、ドックごと持って来た方がいい」とまで言われた事もあります。

実際に
お出かけ用バッグに詰めてみたんですけども、
ゲンキドック(コバートドック)ならバッグの底が見えます!
明らかに
荷物が減りますね。純正ドックとアダプターの2つはそのままお留守番でOKですし、友達の家に行って組み立て、持って帰ってまた組み立て直す手間も無くなります。
これからのスイッチ界隈は
ライト版の新色を発表する傾向を見るに、携帯モードで遊べるタイトルも増えていく気配があります。イベント限定の配信データを受け取るため、スイッチを持ち歩く人もいることでしょう。
また、昨今増えつつある
スイッチのゲームソフトを使ったeスポーツ大会・ゲームイベントなどで、地方から
遠征となるプレイヤーさん達にも便利なアイテムではないでしょうか?
荷物も軽くなりますし、あとは宿泊先に電源とネット環境さえあれば、そこでも練習する時間を作れそうですね。
ただし、ホテルの客室によっては、コンセントとテレビが離れている等(物理的に)届かない事もあるでしょうから、宿泊先の電源については
自力で事前確認しましょうね!
スイッチだけじゃない便利機能も!
ゲンキドック(コバートドック)はスイッチ以外の他のゲーム機、スマートフォン、タブレット、パソコンなどにも対応し、
多目的ドックとしての役割も期待できるそうです。
素材や仕様まできちんと研究し、ユーザーの使い勝手を考えて、綿密に設計された製品であることがよく分かります。
(Makuakeより引用掲載) いくらコバートドックが便利でも、ゲーム機やスマホもそのメーカー
特有の仕様があり、接続に
対応ケーブルが必要だったりと制約がある製品もあります。
用いることができそうか否かは、まず自分の所持しているスマホやゲーム機の仕様も確認してみましょう。
尚、電源ありきのアダプターではありますが、
充電バッテリーではありません。見かけはそれっぽく見えなくもないですが、お間違いなきよう。
ユーザー目線のアイデアがカタチになる時代
実際に触れてみて、私みたいな
素人のオバちゃんにも、カンタン&便利なアイテムであるとよく分かりました。
スイッチ用のドック・電源アダプターとしては充分で、よく
ここまで小さくできたなと改めて感心しました。
ゲーム機やスマホの電源まわりを省スペース化したい方は無論、スイッチを持ち歩くユーザーには
トラベルグッズとしてもオススメしたい品です。

日本の市場における流通に関しては、2020年5月から出荷予定しているそうです。おそらくパッケージ(外箱)もコバートドックではなく、
ゲンキドック(日本語版)としてデザインされる事でしょう。
尚、先行予約販売は既に2月6日からMakuakeのプロジェクト紹介ページ内にて開始しているとのこと。
技術的な質問をしたい場合も含め、詳しくは下記(クラウドファンディングMakuake内にある、GENKI Japanのプロジェクト)へ直接お問い合わせください。
(要ログイン) ツイッターでは「GENKI Dock Japan」として
公式アカウントもできたようです。他のブロガーさんのレビュー記事も多くリツイートされていますので、気になった方はチェックしてみてくださいね。
・GENKI Dock Japan(公式ツイッター)
「不便だな。こういうの欲しいな~」というアイデアが、クラウドファンディングを得て
製品化まで可能になる。こういう点ではオープンで良い時代になったと思います。
あとは開発時、任天堂のACアダプター開発に携わった方の協力を得ているという製品だけに、公式ライセンスが取れると信頼度マシマシで更に良いと思うんですけども…そこは追々に期待したいと思います。
ヽ(´∀`)ノ ありがとうございました!※当記事はメーカー様よりサンプルを拝借しての記載であり、日本国内での販売に向けて調整中の製品です。
実際の製品では若干仕様が異なる場合がございますので、予めご了承ください。リンク