スプラトゥーンにおける「ゆうた」とは誰か?(補遺編)

    スプラトゥーン2 彼は此処に。

     前編後編と、スプラトゥーンにおけるユザネ「ゆうた」の正体を追ってきましたが、今回はこれまでに出た内容の「補遺編」として記述していきます。

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    関連記事:スプラトゥーンにおける「ゆうた」とは誰か?
    前編
    後編


     先の記事で不足していた部分を踏まえた最終的な解釈と、スプラ2における補足的な内容となっています。
     前回同様、ご興味がありましたら続きをご覧ください。




     数々の事例を経て、本来の「ゆうた」は純粋な初心者であり、誰にも迷惑をかけるつもりは無く、ただ塗る事を楽しみたかっただけの子供プレイヤーであったのでは?…という解釈も広まっていた。


    ゆうたの楽園(ユウタピア)の存在

     わくわくした気持ちでゲームをスタートし、ランクやウデマエの概念すらないあの頃を思い出してほしい。

     本格的なTPSやFPSの経験者でもない限り、その先のオンライン対戦もチュートリアル同様に、インクを塗り合って楽しむゲームというイメージを持つプレイヤーもいただろう。

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     ランク1で一番最初にナワバリバトルに参戦した場合は、ランク一桁同士の部屋が組まれる。そこでは相手を倒すための打ち合いよりも、床や壁までひたすら塗り合って競うような展開になる事が多い。

     一部のプレイヤーの間では、初心者の「ゆうた」が本来いるべきであった場所という意味を込め、純然たる初心者が集まる部屋を「ゆうたの楽園」、あるいはユートピアをもじって「ユウタピア」と呼ぶ者が現れ始めた。

    ゆうたの楽園(別窓・ニコニコ大百科)



     尚、スプラトゥーン2においては、このような特殊な初心者専用の部屋が存在しているのかは不明である。
     2では「チョーシ」のシステムが変わった為、前作のマッチングの定義をそのままを継承しているとは言い難い。

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    (2018年2月)

     筆者は買ったばかり・始めたばかりの段階では、ランク1の開幕からどれだけ相手を倒さない・塗り専プレイをしても、前作のようなユウタピアな部屋には遭遇しなかったことだけはここに記しておく。

     スプラ2において、フレンド合流(スナイプ)などを一切用いず、100%野良ナワバリの状態で目指せた者がいるなら、非常に幸運な事であり、なにより都市伝説を覆したことになる。
     加えて、高ランク・高ウデマエで到達できたのであれば、真のガンジープレイを達成したプレイヤーとも言えよう。

    ガンジープレイ(別窓・ニコニコ大百科)




    「ゆうた」少年は、どこで踏み外してしまったのか?

     最初の部屋は初心者ばかりが故に、狙って攻撃してくるプレイヤーは稀で、通路の曲がり角で鉢合わせして、わちゃわちゃしている間に偶発的に相手を倒す・倒される事が多い。

     洞察力の優れた子供の場合、相手を倒せば、塗るのを阻止できる上に、向こうの陣地ももっと塗れるのではないか?という方法に気付くのも早いと思われる。
     そして、対戦して競い合う性質のゲームだけに、安易な競争心が芽生えるのも自然と言える。昨今は動画・配信サイトの普及もあり、先に戦い方の知識だけ仕入れている場合もあるだろう。

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     結果、低ランクで立ち回りも身に付かないうちから、相手を倒すことだけに思考が回り、一方的な打ち合いを仕掛け続けてしまったのではないだろうか。

     アプデ前のマッチングでは特に、少しでも相手を倒した数を増やしてしまうと、あっという間に高ランク・高ウデマエのガチ部屋に変わってしまう。
     彼が倒した数ばかりを競うプレイスタイルであった場合、残念ながら自らガチ部屋を引き寄せていた可能性が高い。



    スプラトゥーンにおける「ゆうた」とは誰か?

     物語の結論を言うと、「ゆうた」という名前のプレイヤーが実在していたか否かではなく、「ゆうた」のようなプレイヤーがいたというのが正解であろう。

     日本に実名で存在する固有名詞のひとつが故に、当時のスプラトゥーンのコミュニティ(特にミーバース)の中では、ネット上のスラングに疎い成人済みプレイヤー(主に保護者層)の中で偶像化していった節も否めない。

     ただその先には、何らかの事情で「ゆうた」として虐げられたプレイヤーがいたのも事実であり、そこから当事者以外のプレイヤー間でも「ゆうた」として例に挙げられる存在になったと言える。

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     賛否両論はあるだろうが、スプラトゥーンの世界においては、何も知らずに飛び込んでしまった「かわいそうな初心者」のひとりである。

     しかし、ひとたび初心者と言うを外せば後編の記事で例に挙げた「ふんたー」と同じく、空気が読めずマナーも知らない子供(キッズ)であり、大人でもハメを外せば誰しも成りうる「迷惑プレイヤーの一種」とも言える。

     スプラ2からは、公式の通話アプリ(『Nintendo Switch Online』アプリ)も登場したため、通話プレイをした際に「他人に命令ばかりする」「自分勝手な行動しかしない」「機嫌が悪いと切断する」など、明らかにワガママ三昧の子供のような迷惑をかけるプレイヤーも、悪い意味での「ゆうた」に当てはまるだろう。

     ここも残念な話であるが、前作も2も公約されたアプデが終わり、初心者や新規も減ったことから、昨今の「ゆうた」は迷惑プレイヤーの一種の方に固定されつつあるのが現状である。





    結びに変えて…

     スプラトゥーンことイカ世界は前作から見守っておりますけども、何かひとつ波紋を広げた問題が起きても、一概に悪と決めつけず、良い意味での解釈や流れが出ていたことに、このゲームは幅広い見識を持つユーザーをも得ていたのだと実感したものです。

     ここをご覧の方にも当時をご存知の方もいると思いますが、「ゆうた」のようなプレイヤーに対しての解釈は人それぞれだと思います。
     迷惑行為に年齢は関係ありません。子供でも礼節を守りしっかりしている人もいれば、最低な大人もいます。初心者(新規)には優しく、迷惑プレイヤーには毅然とした対処を。要点はこれに尽きます。

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     また、スラングとして定着している「ゆうた」ではありますが、この名前を通常のユザネとして用いる事は全く問題ありません
     ルールやマナーを守ってゲームをプレイしているかは、マッチングしたプレイヤーが判断することです。それこそ目の肥えた上級者なら、リザルトからでもどの程度試合に貢献してたか、たまたま不調であったかくらいは察せるでしょう。


     以上が、私個人が見てきた前作から続く「ゆうた」像の変革です。数日にわたり考察してきましたが、いかがでしたでしょうか?
     今後もまた、私に記述できそうなイカ世界のネタがあったら、記憶をたどりながらでも書いてみたいと思います。

    ここまでお目通し頂き、ありがとうございました。


    <完>



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    ★テーマ : スプラトゥーン2
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