【イカちゃんでお話】(その16)

    ※注意
     「☆うちのイカちゃん」は趣味の二次創作専用カテゴリです。こういう特殊な遊び方に興味がない方は、このカテゴリはスルーしてくださいね。登場人物や過去ログの一覧はコチラ(別窓)からドウゾ。

    ※警告
     今回の記事は「タコツボキャニオン(ヒーローモード)」および
     追加コンテンツ「オクト・エキスパンション」のネタバレを含みます。
     未プレイ・未クリアの方はスルー推奨です。



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    ~フェス直前の昼下がり、とある場所にて~




    タコツボキャニオン ~アシサキ前線基地~


    4号(ノスリン)「こんにちはー!」

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    アオリ「あ~4号!ちょうどいいところに来てくれたー!」
    ホタル「こんちゃ~4号。えーと、その前に…」

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    「これまでもちょいちょい連絡はあったんだけど、 今度は…偶然見つけたチャットルームにいたんよ。名前は本名の上に半角とか…じいちゃんらしいっていうか

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     …いつの間にか(半角じゃない)文字入力も覚えてて、 現地ではどんな変化があったんだろね」


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    「名前は半角なのに、文章は全角で打ててるんだ」

    「ふふふ。でも、みんな無事なんだね!」
    「そういうこと。とりま報告ってことで」

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    「(サングラスには)気をつけなくちゃね!」
    「は~い!気をつけま~す♪」


    「ここからが本題なんだけど…」

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    「実は今、8号が広場に来てて、4号にも挨拶しときたいって」

    えっ!?

    「アタシらは4号がいない時に、先に顔合わせしたんだけど…」
    「すご~く良い子だったし、4号とも仲良くなれるんじゃないかな」

    ほんと!?行ってみるー!!



    ロビー正面から右手に入っていくと
     地下に続くスロープがあるっしょ?……







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     ホントに会えるんだ!どんな子かな~たのしみ~!
     でも、タコさんたちってみんな真面目な性格なんだっけ?最初くらいは、お行儀よくしなくちゃね…



    「あ!」

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    「あの、あなたが8号さんですか?

    「…ソウダ」

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    8号「キミガ New!カラストンビタイ ノ 4ゴウ?」

    「うん(じゃなくて)はい!4号ですっ!はじめまして!」

     広場にいるタコさん達とよく似てるけど、違う感じがする。どこかピリピリするっていうか、怖い…ううん!そんなことないよね!アオリちゃんは「良い子」って言ってたもん!

    「キミタチニトッテ ワタシ ハ ニクムベキ テキ デハナイノカ?」

    なんで?シオカラ節が好きな子は悪い子じゃないよ。アタリメ司令もそう言ってたもん(ホタルちゃん達も…)

    「………」

     あれれ? ピリピリの怖い感じは無くなって、こんどはちょっと、あったかい感じ?

    「…すまなかったな」
    「え?なんで謝るの?(何も悪いコト言ってないのに)

     …言葉は通じてるはずなのに、どこかぎこちないカタコト。あと…分かんない言葉が混じってるように聞こえるんだけど…ちゃんと聞いてなくちゃ

    「そうだ!ここだと暗いし、広場の方でお話ししない?それとも、おひさまの当たるところはキライ?」
    「別に…行こうか」


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    「先に聞いておきたいが、キミに対しては“4号”でいいのか?」

    「それだとバレちゃうから…名前でなら“ノスリン”って本名でお願いします」
    「本名か。ボクはNo.10008という識別番号ならあるんだが」

     …え? 自分のこと「ボク」って言った?

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    「タコさんは数字のお名前が普通なの?」
    「さあどうだったか。実験体は番号でしか呼ばれないが」

    「じゃあ!私からは はっちゃん って呼んでいい?」
    「了解した。キミからはその呼称で識別されるんだな」

    「それから…あの…その…」
    「なんだ?」

    「私が見てるはっちゃんは女の子にしか見えないんだけど、ホントは男の子だったり…する?」

    「・・・・・・・」

     …この前のリューダくんみたいな子もいたからなあ~…

    「キミは面白い質問をするインクリングだな」

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    「話したくないコトだったらいいの。ゴメンナサイ…」
    「いや。ボクはそもそも性差の概念が無いと言うべきか…」

    「せいさ?…がいねん?」

    「他の世界に進出できた時の“都合”に過ぎない」
    「つごう?…う~ん、お話ちょっと難しくて…あの…」

     …聞かない方がよかったかなあ?

    「そうか、口頭では理解できないか。ではボクは今から少し外す…ここで待っていてくれるか?」
    「うん」

    「半時ほど後に必ず戻る」

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    「待たせてすまなかった。これで理解できるか?」

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    ええっ!?…はっちゃん…なの?(声も違うし、アタマぽふぽふ!)

    「…あまり大きな声は出さないで貰いたいんだが」
    「あ…ご、ゴメンナサイ」

    「“その時”までボクも記憶を無くしていたが、施設を巡るうちに“実験の為に作られた命”である事は分かった。
     細胞をコントロールできる機械を通せば、容姿はある程度どうにでもなる事も…


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     …だがこの地上には、そういう機械や施設は無い。
     いまこの地上にいるオクタリアンの容姿に関しては、このまま、内に宿したグルーヴの浸透と、過ごした時とともに性差・性別は固定されていく運命だろう」


     …私達イカとは、そもそも全然ちがうんだね。ヒトになれたり、インクでバトルできたり、似てるとこもいっぱいあるのなあ…
     うん…でも私、タコさん達タコツボキャニオンでいっぱい倒しちゃったって、ちゃんと話した方がいいのかな?…はっちゃん、怒るかなあ…






    「広場にいるタコさん達は、みんな同じ国の出身なの?」
    「少なくともかの施設から出てこれたのはボクが最初だ」
    「…え?(さっきから言ってる施設ってドコ?)

    「この広場で見かけるオクタリアンと思しき者たちは、同じ地下でも、異なる地域や区域からの出身と見ている。地上に憧れるばかり、掟を破って出た者もいると聞く…」

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    「タコさんて、そこまで覚悟して出てきてるんだね」

    「おそらく、それまでの住処やしきたりを、全て捨ててきている筈。オクタリアンにとって、規律を破り国を捨てる事は元いた住処には二度と戻らない、決死の覚悟に等しい」

    「ふーん…お引越ししたくても大変なんだなあ~。でも、はっちゃんはどのタコさんとも出身地が違うってこと?」

    「そうだ。ボクは…あの場所で生き延びていられたとしても、いずれは何らかの材料にされる運命だっただろうが…」

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    「材料って、そんなの酷くない?はっちゃんは道具じゃないよ?」

    「…キミも、そういう風に見てくれるんだな。(やはり約束の地は、個を認め合える素晴らしい場所のようだ)

    「ここ(地上)では何をして過ごしてるの?」

    「ある協力者のお陰で、住む場所は借りられたから、たまに広場(ここ)や周辺を散策したり、ロビーから対戦に参加して、腕を磨くとか。
     今はまだ、やり残した事があって、深海メト…いや、地下の世界で調査を続けている」


    「そうなんだ。バトルもお仕事も頑張ってね!」
    「了解した」

     …タコさんたち強い子が多いからなあ~はっちゃんとはバトルで当たりませんように~…





    「ここまで話しておいてすまないが…ボクの正体や素性に関しては、秘密にしておいてくれないか?
     たしかにボクは、同族(タコ)が地上に出る“キッカケ”くらいにはなれたかもしれない。でも実際は…尾ひれのついた噂が独り歩きして困っている。

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     ボクは英雄でもなんでもない、名もなき実験体だ。無知で弱い一匹のオクタリアンでしかない。
     ましてこのNo.10008という番号が、もし“通し番号”であるなら、過去それだけの数の犠牲者が出ていた事になる。

    (そしてボクは、内情はどうあれ、同族をこの手にかけた事実もある。他のオクタリアンから見れば、それは…)

     本当に“英雄”と呼ぶのであれば

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     その身を呈して誰かを助けたり…それまでの古いしがらみや慣習を捨て、共存を模索してくれたり…

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     時に同行して見守ってくれたり…見えない部分で協力し、支えてくれた…

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     “彼ら”こそが相応しいと思っている…」


    「うん。じゃあ、ヒミツは誰にも言わないよ!それに、はっちゃんには素敵なお友達もいるのね?」

    「ああ。必要な用事があるなら、キミ達にも協力はしよう」


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    「それじゃあ、ボクはこの辺で失礼する。

     最後に。ここから先は概ね、他者が知るべきではない領域。資格なき者は辿りつく事さえないだろうが…キミや、キミの友人達には、一切踏み込まないでもらいたい」


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    「うん!はっちゃんが言うならそうする。でも…ホントに会えて嬉しかったよ!また遊びに来てね!」

    「キミも任務で無理をしないよう、気をつけて」

    「うん!ありがとね~ばいばい!」


     …やった~「はっちゃん」って呼んでいいって
     ちょっぴり真面目すぎるのかもしれないけど、アオリちゃんの言う通り、すご~く良い子だったな。これからも仲良くできますように~

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     次は“どっちの”はっちゃんで会えるかなあ~ふふふ




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    「…!?(今のは他人の空似…だよな?)





    謎に包まれていた英雄の正体は
    いつもより少し遠いところからやってきた
    真面目で、不思議で、純粋な若者。
    約束の地に到達するも
    その心は染まりきることはなく。




    つづく。






    【イカちゃんでお話】(その16)

     とうとう今回から8号(はっちゃん)が登場しました。オクト」ネタ考察+総集編でもあります。過去のプレイ日記内の考察や感想、他サイトの開発者インタビューなどで見た設定を参考に自分なりの知識と解釈で綴ってみました。

     ノスリンは、中盤以降すっかり警戒を解いて、いつもの天然っぷりを発揮してましたけども、素敵な(秘密の)お友達が増えた~って感じでしょうねw

    ・・・・・☆

     8号(はっちゃん)については、まだ「オクト」クリア直後くらいのイメージで描いています。真面目で思慮深く、愚直さも垣間見える性格。論調は…その見かけにそぐわぬ程、お堅い感じで。まだこの時点では、地上の事はよく分かってないので、自ら見聞した事と、そこからの推測しか語れないと言う状態。

     想いを馳せていた“約束の地”には来れたけれど…それまでに越えてきた試練と現実を経て、その記憶が戻れば戻るほど苦しんでいる部分もあるんじゃないかな~と。真面目な性分のタコ族だからこそ、施設内で、消毒されて道具と化していた同族と、実験とはいえ、その彼らを手にかけたことについては後ろめたい、憂いた部分を残している気がします。

     8号の(地上で)住んでいる場所ですけども…これはおそらく事情を知っているヒメちゃんが用意して、ある程度かくまってくれていると思っています。(広場では様々な憶測や噂が絶えない様子なのでw)

     あと、このお話における8号の“一人称”については、今回は「ボク」にしましたけども、その性別や自我は不安定として解釈しています。何故かと言うと「オクト」の中にある、ネリメモリーに添えられる8号の和歌(うた)を見ると分かるんですけども…

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     プレイヤーのアイコンとセットで見ると、ボーイでも「ワタシ」「アナタ」にもなるし、ガールでも「ボク」「キミ」にもなるんです。 それに、男子の視点で歌ったであろうものと女子の視点で歌ったであろうものも交じっているので、まだ内側の性差が不安定なんだろうな~と。
     なので、それまで私個人が考察・解釈していた8号もタコ足細胞を培養されて人工的に作られた存在だろうという点も込めて、製造年齢が若いうちは(ある程度の年齢までは)地下(深海の施設)に戻って、組み変えさえすれば、ガールとボーイ、どちらにでもなれるという事にしました。(あの子はビックリしたようですけどもw)

     しかし、地上にはそういうタコ専用の施設や機材は無さそうなので地上に出たタコたちは、性別が固定化されていくのかなと。たとえばタコガールの場合は、内に宿したイカのグルーヴに感化され続けて、そのまま自我を育てて時間を重ねればより女性らしい体型になれるのかも…イイダちゃんみたいに?



     お話の冒頭で、オクトクリア後はシオカラーズの会話が少し増えていた?事も加えています。(司令とのチャットの事とかw)もうひとつ、既に出ていた怪談で、この会話に出てくる「白い影」の正体とか…やっと言葉の意味を読む事が出来ましたw

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     成り行き的な話ではなくて、これもまた「オクト」への伏線だったんですねw



     オクトはクリア後もタコツボと絡めた展開ができますし、語られていない部分を(想像で)広げて行ける世界。練られている部分と、そうでない部分のバランスが秀逸です。
     個人の二次創作(妄想)の作とはいえ楽しく書いてました。是非オクト版のアートブックが出る事を期待したいです。(解釈が違ってても)絶対買っちゃいます!

     このお話は、私個人が解釈した結果に基づいた二次創作としてのテキストですので、ご注意くださいませ。相変わらずグダグダでスミマセン。尚、今回のスクショも表現上で加工が多くなりました。


    ありがとうございました!(´ω`人)

    ※このお話は、2018年8月にブラッシュアップしたリメイク作です。






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