先日に引き続き「2022年8月10日にスプラトゥーン3ダイレクト」を視聴した感想文の続き(3回目)です。私なりの個人的な見解や考察も含まれますので、ご興味ある方だけご覧ください。
バトルの面も刷新に!? スプラトゥーン公式で放送の
アーカイブや資料サイトもありますので、まだの方はまず公式の情報を見ておきましょう。
前回はステージ、ブキ、スプラ2からの特典を中心に記載しましたが、今後も概ね放送されている順のカテゴリでまとめていきます。
また、当記事の画像は、ツイッターのスプラトゥーン公式アカウント、スプラトゥーン3ダイレクト、スプラトゥーン3極秘レポートからの引用です。
ロビーではガチマッチが刷新に
紹介動画を視聴しつつ驚いた部分のひとつですけども、スプラトゥーンのロビーから
「ガチマッチ」という固有名詞が消えました。
ガチマッチ同様
ランク10になると参加権が与えられるようですが…
ウデマエを巡るバトルシステムに関しては大きな変更が実施されたと言えます。
バンカラ地方で独自にウデマエを賭ける試合の形式だから「バンカラマッチ」と呼ばれるそうで、ハイカラ地方にあるガチマッチとは異なる仕様のようです。
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導入されたのが
「バンカラマッチ」のチャレンジ/オープンというシステムで、
前者はソロ(野良)でランダムにマッチングし、
後者はフレンドと合流してガチマッチのシステムで対戦するというもの。
昇格を決める試合に出る権利を得るにも
ポイント制であり、参加毎にポイントを消費します。
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チャレンジはソロのガチマ(野良)と同じでしょう。初代やスプラ2と同じく、ウデマエのくくり(AやBなど)ではなく個々が持っている
ガチパワー(レート)によるマッチングは継承されているようです。
またスプラ3では「続ける」の理由が明確になり、共闘したチームで継続するか否かを決めることになりそうです。
チャレンジはポイント多めに稼げる分、先に5勝するか3敗したらポイント精算のため終了という決まりもあり、勝敗の
回数制限を設けられている点を念頭に置いて挑みましょう。
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オープンは共闘モードですが、人数が満たない場合はソロの野良プレイヤーが混ざるようになり、必ず4人集める必要は無くなります。
また、
ソロで参加する事も可能で、こちらはポイントの増減は1戦毎に計算。増減の幅はチャレンジより緩やかで、勝敗の数に関係なく継続できるモードです。
スプラ2のリーグマッチでは同じガチルールでもウデマエは変動しませんでしたが、スプラ3のバンカラマッチ(オープン)は
スプラ2のフェスマッチ(チャレンジ/レギュラー)に近いシステムを継承しながらも、
初代スプラにあったタッグマッチの再来を感じます。
オープンの懸念材料? 集まったフレンドの中で
いちばんレートの低い側を基準とする点が少し引っかかりました。
例えば初代では、ウデマエS+の2人とBとCのプレイヤー1人で参加し、S+のプレイヤーが勝ち続けることでBやCのプレイヤーのウデマエを底上げする「養殖」行為が可能でした。
バンカラマッチでは
勝敗だけで直接ウデマエは上がらない仕様とはいえ、昇格戦の参加権に回せる「ウデマエポイント稼ぎ」を名目に人を集める事は出来てしまいます。
オープンの方が取得できるポイントは少ないので、リスクの方が大きいとは思いますが、養殖の代わりにポイント取得を餌にした「釣り」行為(勧誘などに繋がる行為)が発生しないことを祈ります。
ウデマエは一律化 また、極秘レポート(公式サイト)の記述を見る限り、
ルール別のウデマエ(ガチヤグラはS、ガチエリアはAなど)は無くなり一律になります。
初代スプラ同様に「得意なルールとステージ」で厳選してウデマエを上げることができます。そういう挑み方も自由であると公言されました。
昇格戦はポイント消費 通常のバンカラマッチで「ウデマエポイント」を稼ぎ、そのウデマエポイントを消費することで昇格戦に参加できるようになります。
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ウデマエを上げるためにはウデマエポイントを消費して挑むことになります。また、
バンカラマッチの昇格戦は先に3勝できれば昇格、その前に3敗すると終了というシステムです。
S+50までの固有レート(ガチパワー)はあくまでマッチングの為の数値(実力の指標)でしかないようです。その点は初代から変わりませんし変えられない部分なのでしょう。
旧来のガチマッチとは異なり、初代や2で培ったシステムを要所に取り入れている様子ですが、ポイント制の導入や共闘モードの実装で、一層
カジュアル寄りになったという印象を受けました。
ルールはガチマッチと同じだが…
ガチエリア、ガチヤグラ、ガチホコ、ガチアサリの4種目がステージを変えて一定時間毎にローテーションする仕組みも変わっていません。
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ただし、公式のダイレクト動画での紹介を見る限り、
ガチホコにも「カンモン」と思しきポイントが実装されていたり、細かい部分でルールが改訂された場合もありそうです。
参加前にルールの熟知、ステージ毎のルート取りなど、下見や確認は必須ですね。
ナワバリ・プラベは従来通り 最も基本の対戦形式であるナワバリバトルは、ルールの変更も無くそのまま継続です。
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ソロでもフレンド合流でも自由に選べます。チョーシメーターもあるようですので、ソロならチョーシ上げに挑むのもアリでしょう。
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初代から続くプライベートマッチ(プラベ)は引き続き実装となっています。対戦は4対4ですが、観戦モード2名分も含め、10人まで同じ部屋に入ることができます。
ナワバリとガチルール4種から選べるようです。いずれスプラ2の終盤にあったアプデのように、フェスモードのステージやインク色も実装されるのでしょうか?
シーズン制とウデマエリセット(強制降格)
スプラ3ではリリースから3ヶ月毎の「シーズン制」が導入され、
シーズンの節目でウデマエのリセットが実施される予定となっています。
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バンカラマッチでは参戦中での
ダイレクトな降格がない代わりに、
シーズン毎に強制的な降格が発生するようです。
これはガチルールの試合を継続している人には、適正値を正す機会や実力の維持という意味でアリだと思います。
ただ…特定のウデマエまでの目標があって、そこまで上がればそれでガチマ終わりでいいプレイヤーや、低くても維持できれなそれでいいというプレイヤーも少なからずいます。
ルールを理解し始めて、ウデマエが上がる途中が最も楽しいA~S帯あたりで
2つも下がったら、ガチルール参加へのモチベが激減するプレイヤーもいる事でしょう。
ウデマエゲージはないけど、ほぼ同じ基準で言うならば、その時点のウデマエでチャレンジ10回負けたら1段階降格くらいの感じでいいのでは?という考え方も浮かびます。ヒビや割れる表現が無いだけソフトになってますし;
強制的に降格する前提であるなら、
最初からやらないという選択肢しか無いのでしょうか?この辺は公式の動向を見守りたいと思います。
「Xマッチ」は後日実装に
リリース当初では実装されませんが、アプデで実装される「Xマッチ」になると、固有レートはガチパワーから「Xパワー」という呼称になり、ソロ(野良)だけでレートの上下を競う青天井の試合になります。この点はスプラ2と同じようです。
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参加条件はS+0以上と現時点では緩めの設定になっていますが、同時に
「ウデマエX」という表示は廃止され、あくまでS+0以上のプレイヤー達がXパワーだけを賭けて対戦するモード…なのでしょうか?
また、毎月の「計測」が実施されるのか、そのシーズンで1度もバトルや計測に参加しなかった場合の降格の有無については語られていませんので、
ウデマエXという概念が無くなるという解釈もできます。
例えば画面上のウデマエはS+50だけど、同時にXパワー2500とかXマッチ参加中とか
何らかの併記がされないと区別がつきません。
スプラ3では
シーズン中は降格しないという環境であれば、Xパワーが2000を下回っても、S+0以上を維持できればXマッチには入れてしまう事になり…疑問が残ります。
S+が最大という概念のままXマッチに参加し続けるプレイヤーがいる…という設定の場合、いずれS+帯はS+0以上の上位者(事実上のウデマエX)で埋め尽くされてインフレが起こりそうな予感もします。
Xマッチに参加する代わりにバンカラマッチ(チャレンジ)への参加権は失うなど、スプラ2でいう
「ウデマエX」に当たる上位者との住み分けは必要ではないでしょうか?
まだ予定中のシステムでもあるので、ここでは憶測と感想の範囲を出ません。実装のタイミングで説明があるものと思われますので、詳細は公式見解を待ちましょう。
ロビーの機能が大幅に刷新
従来はマッチングするだけの空間でしたが、例えばフレンドと合流待ち、人数合わせ中などの
隙間時間にも試し打ち「試射場」が利用できるなど、機能が大幅に充実しています。
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従来はロビーでマッチング画面を眺めているだけでしたが、合流するその瞬間まで試射場で練習ができます。
「試しうち」という形容詞ではなく、公式に
「試射場」という名詞に変わったのもポイントでしょうか。従来は射撃場と呼ぶしか無かったので;
ブンシンがいれば、合流先を選んで乱入できる事も フレンドなど繋がりがあるプレイヤーがスプラ3をプレイ中だと、「ブンシン」と呼ばれるホログラムが表示され、バトルに合流したり乱入する事も可能になるようです。
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従来はプレイヤー同士で他所で連絡し合う、SNS等で募集するなどのカタチで集まる方式が主流でしたが、ア
ポなしで共闘や対戦ができるようになります。
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SNSをはじめスマホ等の連絡手段がまだ使えない、キッズ層には特に便利な機能とも言えるでしょう。
募集も参加もゲーム内で完結するので、インターネット上の余計な情報に晒す心配が少なくなるのはいいことかと。
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フレンド関係でも共闘や乱入されたくない場合は、ゲーム内のオプションで通知オフにすればブンシンも表示されないので、使い分ける事もできるようです。
また、今後のアプデではフレンドだけではなく、ツイッターやFBで繋がっているプレイヤーも「ブンシン」させる事もできる事になるようです。
スプラ3では、スイッチ本体にある機能を余すところなく活用していくようです。
ロッカールーム バトルに左右する要素ではありませんが、プレイヤーがギアやアイテムを自由に飾れる「ロッカールーム」が実装され、コレクション要素も追加されました。
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一緒に対戦・共闘したプレイヤーのロッカーも表示されるようで、イカリング2にあった戦績→プレイヤー名をタップするとユザネとコーデが表示されましたが、それをゲーム内で可視化してプラスアルファで楽しめるようにした…という印象です。
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こういったコレクションやお遊び要素の機能においては、本来はスプラ2から実装したかったシステムも少なくないのでは?と思います。
ロビー端末にはリプレイ機能が実装
ロビー入り口の脇にある端末に触れると、リプレイ機能を始め、従来はイカリング2で実装されていた対戦の戦績なども閲覧可能になるようです。
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・アイテムゲット→おそらく配信DLアイテム(コードなし)の受け取り
・メモリープレーヤー→リプレイ機能
・バトル戦績→直近50戦くらいまで?
・コード入力→フレンドコードまたはコードありのDLアイテムの入手用
・ネームプレート→自己紹介アイテムで二つ名などの編集
・プレイヤーネーム変更→バトル内で表示されるユザネの変更
・フェス地域変更→日本・北米・欧州・豪州など海外リージョンのフェスに参加できるようになる?
イカリング2だけで見ることができた機能のいくつかをゲーム内に取り入れ、新しい機能もしれっと実装。めちゃくちゃ盛りだくさんですね。
メモリープレーヤーのリプレイ機能 ダイレクトでの紹介を見る限りでは、早送りやスキップ、お気に入りの他に、自分以外のプレイヤーの視点も再現できるようで、
マリカー8DXにあるリプレイ機能(MKTV)に近いものを感じました。
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従来は本体の30秒動画で切り貼りするか、自力で録画環境を整えなければできませんでしたが、ゲーム内の機能だけで自分のプレイを振り返ることができるのは凄く勉強になるのではないでしょうか?
ただし、マリカー8DXのそれと同じく収録できる記録の数には上限があるようですし、シーズン変更のアプデが発生するとそれ以前の動画は使えなくなる仕様なので注意が必要です。
今回はここまで。これでようやく
折り返し地点です…まだまだ続きます(多分)
くコ:彡=3=3=3=3=3=3