あつ森、スプラ2、ブレワイ…アプデが終わったゲーム。今からやっても遅くない?【NintendoSwitch】【コラム】

     稀にこの場のweb拍手やツイッターのマシュマロ(匿名フォーム)で頂く質問の中に「アプデの終わったソフトを、今からプレイしても遅くないか?」という質問を頂く事があります。

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     上図は実際にマシュマロ上で頂いた質問を引用しましたが、こういう感じの内容です。web拍手にもたまに頂きます。
     質問される方は買うかどうか決めかねていて、誰かに「やりなよ」って背中を押して欲しいのかな?という印象にも受け止められるのですが。

     これはこれで結論から言ってしまうと、そのゲームをプレイするタイミングはご自身で決めていいとしか申し上げられません。
     ただ、ゲームだけに限りませんが、興味を持ったタイミングで始められるのも大事でもあると思います。

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    旧作を盛り上げる事は、新作の繁栄にもつながる事も

     あとは逆算で、後になって「前のシリーズもやっとけばよかった」という後悔と、実際に「やってみたけど合わなかった」という後悔であるなら、どちらがよいかという考え方もあります。

     特にメジャータイトルの場合は新品で買おうとすると1本あたり数千円の出費となり、学生やキッズ層には安い買い物ではありません。
     金銭面も判断基準になっていると思いますが、そこは「ご自身のお財布と相談してください」とか「お小遣いを貯めてください」しか言えません。



     以降は、私自身が実際に今まで見守ってきた見識や経験などを兼ねて、最近のコンシューマ界隈の動向も兼ねてざっくり書いておきます。

     長文ですので、ご興味がある方のみドウゾ。





    ※この記事では便宜上オフライン=ローカル、ソーシャルゲーム=ソシャゲという名称を用いています。
     最近のゲーム=この場ではニンテンドースイッチを軸に取り上げますが、他ハードであれはPS3~5、スマホによるソシャゲまで概ね全てに言えるものとします。




    リアルタイムでないと楽しめない部分



     最近のゲームはリリース後に何らかのアップデートをすることで、新要素を追加・解禁したり、あるいは調整を繰り返して完成度を上げていく傾向にあります。

     したがって、アップデートや限定イベントによる変化を楽しめるのは、発売日に購入してリアルタイムでプレイしている場合に限られます。
     また、ツイッター等SNSへの投稿機能もあるので、アプデやイベントがある度にその話題で盛り上がったり、他のプレイヤーとその場その時を楽しむことができるという利点もあります。

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    スプラでいう「フェス」も期間限定イベントのひとつ

     特にオンライン限定のイベントやアイテムの配信は、その時を逃すと二度と手に入らない場合が殆どです。
     アイテムやイベント参加も全てコンプリートするつもりで楽しみたいなら、新作は発売日かその直近で買ってプレイ開始するしかありません。

     また、ゲームのプレイ実況など配信が当たり前の時代になり、新作ゲームもまた我先にと配信して攻略されていく風潮があります。
     同時にあっという間に攻略され尽くして、インターネット上にはネタバレが溢れる事もあります。

     購入予定があったりプレイ中の場合は、クリアするまでインターネットやSNSを見ないなど、情報を遮断して自衛するしかありません。

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    自力でクリアする楽しみ方も大事

     基本的にシナリオ(物語)があるゲームは、相応な経年か公式自らが解禁しない限り、ラスボスや真相などのネタバレには配慮するよう求められており、メーカーによっては配信や投稿に関するガイドラインを設けている所もあります。

     まさに今を楽しめという時代になったと言えますが、その時に流行っているからといって、興味のわかないゲームまで買う必要はありません。




    アプデの終わり=完成



     最近のゲームソフトにおいては、アプデが終わった途端に古いゲームというイメージで見られがちですが、実際はそのゲームソフトが完成したと見た方がよい場合もあります。

     例えば「あつ森」の場合は、今からプレイすると季節アイテムやイベントも全て解禁&追加されている完成品の状態で開始できます。
     スイッチが現行機の(追加アプデのデータが受信できる)間は、行動の制限が多かった発売日勢よりもはるかに有利な環境でスタートできるとも言えます。

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    約2年かけてようやく完成した「あつ森」

     オンラインによる訪問(フレンドや夢島)よりも、ローカルによる島作りがメインのゲームなので、仮にオンラインの要素が終了してもメインコンテンツはプレイ可能です。
     目的が自由なサンドボックス系のゲームは、メインになる部分がローカルで稼働するソフトであれば、時間が経過してから開始しても楽しめると判断してよいでしょう。その際には追加アプデの更新データをスイッチ本体に保持してあるのが理想です。



     ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(ブレワイ)も、本編そのものはローカルでプレイできます。こちらも修正や調整などアップデート時の更新データをゲーム機本体に保持してあると、最新のプレイ環境を得られます。

     これも次回作のリリースを控えているタイトルのひとつですが、発売延期になったこともあり、ファンの間では「今のうちもう一周しておこう」とか「新規で始めたいなら今からでもやってみて」と、現行タイトルを盛り上げている雰囲気もあります。



     オープンワールド型のゲームソフトは、ソシャゲのようにオンラインのサーバーに入ってプレイするもの(MMO等)と、ブレワイのようにローカルでもプレイできるタイプで分かれます。購入する時はその辺も注視してみましょう。

     基本プレイ無料などをうたっているオープンワールド型ゲームは概ねソシャゲであることが多く、サービス終了で完全にプレイできなくなります。課金している場合はプレイ時間が確保できないと無駄に終わってしまう事もあります。

     また、ソシャゲの場合は、アプデの終わり=サービス終了に直結していくケースが多いので、買い切りのコンシューマ用ソフトのアプデ終了と同列に例えることはできません。基本的に別物と考えましょう。




    オンライン要素は有限



     パッケージ版が無いソシャゲ、コンシューマの場合はクラウド版と呼ばれるタイプのソフトや、オンラインで他のプレイヤーと行動して成り立つタイプのゲームが多い現代。

     ソシャゲやクラウド版は、サービス終了を迎えるまでプレイできる無形のソフト(アプリ)であり、ファミコンのソフトカセットのように何十年後も物理的に残る製品ではありません
     したがって、そのソフトのサービスが稼働しているうちにプレイしておくことを推奨します。

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    基本無料のソシャゲに類するSky

     また、終了すると何も残らない無形サービスに、どれだけお金を掛けられるかも問われます。
     買い切りなら初回一括で終わりますが、課金ゲームの場合は金銭管理も必要になります。



     これはパッケージ版があっても、対戦や共闘などオンライン要素が主体のゲームの場合は似たようなことが起こります。

     オンラインに繋いでの対戦や共闘が目玉になっているゲームは、プレイ人口の多さもサービス継続の要になりますので、アプデ終了後か否かに関わらずマッチングできるプレイヤーが多いうちにプレイしておくのが推奨と言えます。

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    オンライン対戦がメインコンテンツのスプラ2

     最近のゲームは続編や新作では新しい要素を目玉にする傾向がありますので、現行ソフトは見送って新作からはじめても問題ありません

     対戦や共闘における基本システムの様子を体験したり、そのナンバリングにしかいないキャラクターや世界観を履修する、いわゆる前知識を仕入れる目的でプレイするのも自由です。

     次回作(スプラ3)が予告されているスプラ2に関しては、新作がリリースされた以降のプレイ人口減少は避けられませんが、それですぐスプラ2のオンラインがサービス終了になる訳ではありません。

     旧ハードでのwi-fi対応終了などの動向から見ても、運営側も長期的なデータ等を取った上で、まずは周辺機能(スマホの対応アプリ等)から段階的に終了していき、そこからさらに時間をかけてサービス終了まで進めていくものと見ています。

     また、ハードやソフトの序列から見ても、wiiUのオンラインサービスの方が先に終了を迎えることでしょう。




    ハードも世代交代する



     昨今、wiiUと3DSにおいては2023年3月でeショップの運用を終了するという公式の動きがありました。

    ニンテンドー3DSシリーズおよびWii Uの「ニンテンドーeショップ」サービス終了時期に関するお知らせ
    (別窓・任天堂公式サイト)



     長期的かつ段階的とはいえ、そこから先の近い将来にwiiUと3DSのオンラインサービスも終了に向かう事を察せる事態でもあります。

     例を挙げればwiiUのスプラトゥーン、マリオカート8、スマブラのオンライン対戦や、3DSのマリカ7、スマブラのオンライン対戦、とび森のオン島などがあります。
     オンラインサービスが終了した場合はローカル部分のみプレイできるソフトに変わります。



     人気ソフトが「2」や「3」とナンバリングを重ねていくように、ハードもまた追々に世代交代が起こります。スマホもOSのバーションが上がれば、更新された途端にプレイできなくなる機種が増えます。

     スイッチだけを見ても2017年のリリースから5年が経過しており、その間にLite版や有機EL版などのリリースを経て今に至ります。
     大人気で売れ行きも好調とされている中、どこまでスイッチのみで継続するのかはメーカーのみぞ知るというところですが、ハードメーカーとしても次世代機の構想が立てられていてもおかしくない時期です。

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    その時代の“最新”ハードたち。ローカルなゲームが殆どでした

     インターネットが無い時代は、攻略の情報は後発の攻略本が最も確実で、次点でゲーム雑誌、ゲームに特化したテレビ番組がありました。
     また、同じゲームをプレイしている人たちの間でしか語られず、攻略やネタバレの情報が流布されるスピードも緩やかでした。

     最近のゲームはインターネット上での情報共有が容易になり、ハードもソフトも「情報の寿命」は総じて短いどころか、買い切りソフトに至っては儚いレベルの速さです。
     メーカー側としては開発に何年と手間暇かけた作品でしょうけども、今はリリースして数時間ないし数日でインターネット上でネタバレされ、共有されてしまう時代です。

     この辺は旧来のゲームに触れてきているからこそ、体感的にそう感じるのかもしれませんが。




    無形サービスの弊害



     今と昔で明らかに違う点があるとすれば、ファミコンなどローカルで買い切りだったゲームは20~30年経過しても、ソフトの基盤が無事で、対応ハード(orエミュレータ)があって起動さえできれば、最初から最後まで100%プレイできると言えるでしょう。
     ※エミュレータは非公式の製品が殆どなので、あくまで個人で楽しむ範囲の解釈とします。

     しかし、オンライン要素が主体になりつつある昨今のゲームソフトが20~30年経過した場合はどうでしょうか?

     当然のことながら、ハードの販売やそのサポートが終われば、そのハードにあったソシャゲやクラウド版ソフトもサービス終了に舵取りするのが通常です。
     また、アプデありきだったソフトを、ハードが世代交代してサービス終了した後に入手できても、発売した当時のバージョンでしか起動できませんし、そこから更新する術もなくなります。

     スイッチなら、ホーム画面にアイコンがあっても起動できなくなったソフトも出てくれば、サービス稼働時と比べ50%にも満たないローカル用コンテンツしかプレイできないという事も想定されます。

     追々はレトロゲームとしても機能しなくなるというのが、オンライン依存になったゲームソフトの現状であり未来です。

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    ミーバースも、wiiUと3DSから投稿できる無形のサービスでした


     ソシャゲの場合は、そこに何万円もかけて課金ガチャをして超レアなアイテムや強いキャラをいくつも所持していたり、そこで世界一のスコアを出していようが、メーカー側のサービス終了で白紙になります。

     そこにかけたお金はサービスに対する対価としてメーカーに回収され、ゲームが終わったからと言って返金される事はありません。
     久しぶりに起動してみたら既にサービス終了だったというオチもありえます。急にそれまでのプレイ記録が取り上げられることにより、空しさを感じることもあるでしょう。

     プレイ中のスクショや動画を残してあれば、当時の記録や思い出として閲覧できますが、それらはあくまで「過去の画像や映像」の域を出ることはありません。

     wiiやDS、PS2以降のハード、昨今ではスマホによるソシャゲといったオンラインありきの世代からは、ゲームソフトという娯楽アイテムは「モノ」ではなく「サービス」という無形化が進み、いつまでも手元に(物理的に)残せるものではなくなってきている…とも言えるでしょう。

    (´-`).。oO(サ終ありきのデータを有限&有償でレンタルするという感覚?)





    持論の結論を言うと

     インターネットが当たり前になった現代では、テレビゲームを取り巻く環境や形態も大きく変わりました。
     旧作への価値観も多様化し、それらも個々に尊重される時代になってきたのはよい傾向だと思います。

     一般的なコンシューマゲームのアプデ終了ソフトを、今からプレイする(買う)か否かを判断するポイントとしては…

    ・アプデ完了ソフト=完成品と割り切って対価を払えるか
    ・オンライン部分はサービス終了でプレイできなくなる
    ・プレイ人口が多い方が対戦や共闘のマッチングも快適
    ・続編と銘打たれていても、新作からはじめても問題はない
    ・最近のゲームは「今を楽しめ」で「いつか」は手遅れ


     次回作の発売が予告されているソフトは、チラ見せ効果で華々しさや目新しさでユーザーの期待を持ち上げて宣伝してきます。そこでは同時に、既存の作品やそれ以前の旧作と比べてしまう心理も働きます。

     そして新作がリリースされると、その直後から現行ソフトは旧作となり、情報の鮮度が急速に失われて「古さ」を感じ始めます。そうなってしまうと「もう新作だけでいいや」と諦めが生まれ、旧作を購入したいという気持ちの維持は難しくなるでしょう。

     ローカルでも遊べるゲームなら(現行ハードが第一線のうちは)スタートする時期を選びませんが、オンライン要素が主軸にあるゲームで新作リリースの待機期間(過渡期)を迎えているソフトは、新作の発売日までが理想の環境(アプデ完了+プレイ人口が多い状態)でプレイできる最後の期間とも言えるでしょう。

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    ハードが世代交代した後でリメイクされるポケモン

     あとは、プロ配信者や職業ゲーマーでもない限り、個人のテレビゲームは趣味の世界です。誰かの意見に左右されて決めるのではなく、自分で現状を調べるなりして納得した上で買う方がよいでしょう。

     まずは自分自身(時間、お財布、モチベ)に相談を。オンラインありきのゲームならお早めに。買わないなら次回作から始めるとして貯金も自由です。

     なにより時間やお金も有限ですので、後悔のない買い物とゲームライフになりますようお祈りしております。以上、判断の一助になれば幸いです。

    ヽ(´∀`)ノ 価値観は人それぞれ





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