※ご注意 当ブログのカテゴリ「☆うちのイカちゃん」と「☆イカちゃんでお話」は、私の趣味の創作コーナーであり、スプラトゥーン2の「アミーボ」と「スクショ」を使って、ちょっとした二次創作(お話)を連載しています。
登場人物や過去ログの一覧は
コチラ(別窓)からドウゾ。
尚、こういう特殊な遊び方や表現(いわゆるファンの創作活動)に
興味がない方は、このカテゴリはスルーしてください。
※警告 今回の記事は「
タコツボキャニオン(ヒーローモード)」および、追加コンテンツ「
オクト・エキスパンション」の
ネタバレを含みます。
~ある日のアシサキ前線基地にて~

疑問に思ってるだけならカンタンだけど、それだけじゃ解決にはならない。だからこそ、ちゃんと聞いておきたいの…
ノスリン(4号)「よいしょ…っと」
「タコワサ将軍こんにちは!」タコワサ将軍「コンニチワ」「ねえねえ、お外が変わったの知ってる?」「・・・・・・・・ソト?」「知らないならいいの」「・・・・・・・・」
ホタル「こんちゃ~。4号」アオリ「4号はいつも元気そうだね」「ホタルちゃん、アオリちゃん、こんにちは!あのー…」「なんね?」「ホタルちゃんなら気付いてると思うんだけど…
…地上に大勢いるタコさん達を、どう見てるのかなーって」「それな。そろそろ聞かれると思ってたわ」
「この前、じいちゃんに事情は聞いたんだけど」「"シオカラ節のグルーヴを宿してる”タコさん達なんだって」「オクタリアンには変わらないんだけどね」「シオカラ節が好きなら、悪い子じゃないんだよね?」
「たぶん。じいちゃんもそう言ってたな・・・」「詳しくは直接お話を聞いてみたいとこだけど、今はまだ現地で、8号ってコと一緒にいるんじゃないかな~」
「はっちゃんも一緒なんだ!」「ふふふ・・・4号は、8号のこと“はっちゃん”って呼んでるの?」「うん!広場でお喋りしてるタコさん達はね、8号のお陰で自分たちにも“約束の地”への道が開かれんだって…そんな感じだったの

すごく良い子みたいだから、数字のお名前じゃかわいくないから“はっちゃん”て呼んであげたいな~って」「4号って、じいちゃんと同じセンスしてるかも!」「そうなの?」「アオリちゃん。それ褒めてるように聞こえないんだけど」「えー?」
「アタシらも8号とは会ったこと無いから、どんな姿かは知らないけど」「じいちゃんが言うには、3号と同じくらいの若者だって」「3号って、今もアタリメ司令と一緒にいる隊員さんだよね」
「そう。4号にとっては少~し先輩にあたるかな」「DJタコワサ将軍をとっちめた事がある、イカしたヒーローなんだよ!」
「ミステリーファイルの1ページにも載ってたガールの事かな?」
「ハイカラシティで、じいちゃんがスカウトしたんだけど」「4号とほぼ同世代かもね。かなり無口だったけど」
「3号はNew!カラストンビ隊だし、会うチャンスはあるかもね」「機会があれば遭遇するかもね」「期待しないで待ちましょー!」「はーい!」・
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「さて、4号の最初の質問に戻すけど、アタシがあの地点にいたのは…
…今いるオクタリアン以前の問題でもあるんよ」「ひょっとしてイイダちゃんのこと?」「彼女がタコゾネスだって分かるのは、少なくともアタシらだけ。でも、テンタクルズとは仕事で接点を持ってからは変わったけどね」「アタシたちからすると、シオカラ節のグルーヴを宿したタコは、彼女がイチバン最初だったんだよね!あーこのコは敵じゃないなって」
「それでも最初は…じいちゃんからは“タコは100年来の宿敵”として教わったんよ。
オクタリアン側も、大ナワバリバトルに負けて地下に追いやられてからは、イカに復讐するために、地下で勢力を広げてるだろうって。だから地上を守らねばならないって。
今回のコトは時代が変わったっていうか、古い慣習や常識を、いっぺん疑ってみる機会でもあったかな。
4号がオクタリアンをどこまで知ってるか知らんけど…彼らタコは、イカ(インクリング)と違って、一匹の母タコから切り離された足(細胞)から生み出される、一種のクローンみたいな生命体でもあるんよ。

それだけに、全てのタコには生殖機能は無いそうで、広場にいるオクタリアンの「女っぽい」「男っぽい」の性差は、イカの生態を真似た見せかけとも言われてる。
イカはや別の種族はそれなりに延命もできる時代だけど、タコは生まれからして違う。細胞単位で生きてる彼らは、どんだけ若くても失われる可能性もあれば、その情報を塗り替えられれば容易に支配されてしまう、儚い命でもあるんよ。
一説には、全てのオクタリアンは同じ細胞を介してるだけに、意識を共有してるんじゃないかとも言われてんね。タコにも色んな個体がいるから、どこからどこまで同族なのかは…研究されてないんよ。
イカと違って勤勉で真面目な性分だからね、今もどこかで母タコとか核となる細胞を護りながら、増殖を続けてる役もいるんだろうけど。

ただし、より高度な知能を持つ個体は、分裂も活発化してインクリングに匹敵する能力を持つようになる。個としての自我を持ち、ヒトに擬態化までできる程に育ったタコ族が、アタシらが“タコゾネス”って呼んでる個体。

ハッキリ言っちゃうと、タコゾネスくらいの知能に加えて、シオカラ節のグルーヴって言うか感情のある生き物としての思考を持ってないと、インクリングやクラゲの多い“独自の文化を持った社会”では暮らしてけない気もするんね」「ハイカラスクエアでは、タコさんはみんな、これからちょっと“流行りそうなスタイル”って感じだよね?。みんな気付いてるのかな?」
「そこはね~本能的に違和感は感じても、深く考えない子の方が多いっしょ。せいぜい、国外から来たマジメな気質のプレイヤーたちって意識だけで良いと思う。
地上に出てきたタコさんたちは、色んな理由でやっと自由になれた子も多いだろうし、悪さしなければそれでいいんじゃないかなーって。
バトルして、エンジョイして、仲良くできてれば問題ないっしょ?」「うん!」・
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そっか…あのページの“さまざまな海から来た若者”って、インクリングだけの事じゃなくて、きっとタコさん達とか、違う子たちも含まれてるんだ。・
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「と、いうコトで。4号はアタシらの事は心配しなくてよろしい!」「はーい!分かりましたー!」「ふふふ、お互い情報交換になってヨカッタね~!」・
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「…て言うか、じいちゃん達いつまで調査してんだろね」
「すっかりあっちの世界が気に入っちゃってるみたいでさ。アタシたちも仕事に穴を開けると面倒だから、ちょくちょく連絡は入れてるけど、ご飯だけは食べに帰ってきてるって感じかな」「とりま3号と8号も一緒だしダイジョウブ」「そうだ4号!今度会ったら、8号の事も詳しく聞いといたげるね」「ホント!?お願いしまーす!たのしみー!」
「当面は、いつも通りやね」「仲良くしてるんなら、それだけでオッケーだよね!」
「また相談したい事があったら、いつでも来ればいいっしょ」「アタシたちNew!カラストンビ隊なんだから、遠慮しないでいいからね!」「うん!ありがとうホタルちゃん!アオリちゃん!」・
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・・・ちょっとドキドキしたけど、聞いてみてよかった。やっぱり広場にいるタコさん達は、悪い子でも敵でもなくて、私たちと同じように、楽しく過ごせていればいいんだよね!

広場で“一人でいる”タコさん達が、どこか虚ろな感じに見えるのは…何らかの繋がりを持っていない間は、上手に感情が出せないでいるのかな…って見えるの。
世間では“遠い国から来た若者たち”って言われてるけど、本当は全然ちがう世界から出てこれたばかりだもん…戸惑っちゃうよね。私は見守ってるだけで精一杯だけど。

これからは、イカとタコが仲良く過ごせる時代になりますように…。相容れずして、隣り合わせにいた存在。
真実を知って知り合う事で
その理解と絆は、常に身近にあることも。
つづく。★ミ【イカちゃんでお話】(その14) 今回は「
オクト」に加えて「
タコツボ」の世界観を絡めました。4号としての
ノスリンは、広場の今をどう見てるのか。
あとは以前プレイ日記に記述しましたけど、広場を見守っている
ホタルちゃんは、どう思っているのか。自分なりの知識と解釈で綴ってみました。
・・・・・☆
今回は、New!カラストンビ隊1号と2号こと
アオリちゃんと
ホタルちゃんに登場願いました。オクタリアンを語る・語らせるには
必要不可欠なキャラでもあると思いました。彼女達は4号(
ノスリン)よりずっと
オクタリアンに対する知識も造詣も深い筈ですので、きちんと答えて下さるかなーと。
今回は、オクタリアンに関する
説明の部分については
前作と
スプラ2の「
イカすアートブック」内にある
タコツボの設定資料や記述を参考にしました。
プレイ中は深く考えずに
通過するだけの世界ですけど、知れば知るほど
奥深い世界観があって、昨今クリアした「
オクト」と絡めて、イカ側としての解釈を考えるのも面白かったです。
なお、このお話は私個人が解釈した結果に基づいた、二次創作としてのテキストですので、ご注意くださいませ。ありがとうございました!(´ω`人)※このお話は、2019年8月にブラッシュアップしたリメイク作です。
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