世間は最新作である「星のカービィ ディスカバリー」の発売日が迫っておりますが、ここで
旧作にもチャレンジして復習しておこうと思います。
今回はニンテンドーオンライン加入特典(ファミコン)の「
星のカービィ 夢の泉の物語」をプレイしていきます。
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先日の
スパデラ1本でも充分に世界観は伝わってきましたが、旧作にも興味が湧きまして、そういえばオンライン特典の
ファミコンにも来てなかったけ?と、思い出したように起動していました。
尚、公式には取扱説明書のデータも残っていました。ここでプレイ上の基礎知識や、メインシナリオのプロローグ部分を補完することができます。カービィって(ちょっぴり)辛辣な面もあるようですw
・星のカービィ 夢の泉の物語
(別窓・任天堂公式/pdf形式)
旧作ソフトは意外にシビアなゲーム性のものもあるので、初見なら尚のこと意欲と
モチベが高いうちに触れるが吉です。脳内企画の自己満足ビッグウェーブに乗っていきますw
開幕から掴みはオッケー展開だったファミコン時代 まさか
絵描き歌が出て来るなんて!この純粋無垢な遊び心…消えかけていた内なる童心に刺さりますね。
ファミコンにおいて既に完成されたデザインとそのセンス。開幕からプレイヤーの興味を引き付けるのが上手いソフトだな~と思いました。
…
今作は
十年以上経過しているソフトですので
ネタバレありで書いていますが、あくまでピンポイント的な記載しかしていませんので、セリフや小ネタ等のオイシイ部分は実際にプレイしてお確かめください。
尚、個人のプレイ日記(感想文)であり攻略記事ではありませんのでご了承ください。以降はご興味ありましたらドウゾ…
プロローグ
ファミコン版ならではの特徴や説明、カービィが旅立つことになったいきさつ(メインシナリオ)などが語られますので、目を通しましょう。
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この前の第1作目はモノクロ時代のゲームボーイソフトでした。今作はファミコンという据え置き機になったお陰で表現力が増し、カービィの基本アクション(動作)や、コピーをはじめとするさまざなな能力が使えるようになったと語られています。
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こちらはカービィの世界におけるお話。プププランドという国に起きた異変と、主人公が旅立つ理由などが語られます。
レベル1~2
今作では
各ステージのエリア分けは「レベル」で表現されます。最初はモザイク?で隠されていますが、1ステージクリごとにマップが広がって進めるようになります。
マップ上では
さらに細かく1~6ステージあり、最後にボスステージ(デデデ大王のアイコン)が控えています。レベル1-1、1-2…ボスという感じです。
マップ上にはミニゲーム等も出現しますが、ステージに隠されているスイッチボタンを踏んで(触れて)起動しないと出現しない事が多いです。
初回クリア以降は、マップもそのステージも何度でも遊べる(ボーナスの入るミニゲームは除く)ようになり、前のレベル(マップ)に戻すこともできます。
文章にすると小難しく感じますが、実際にプレイして行けば進行上で「こういう仕様か」と察せます。初見さんには無理をさせない優しい世界です。
尚、中ボスの画像は基本的に倒した後(クリア)のスクショにしています。姿が出ていないボスは実際にプレイしてお確かめくださいね。
Lv1・ Vagetable Valley 最初に訪れる世界。森や草原といった自然豊かなステージ。出現する敵も対処しやすく、チュートリアル的なステージです。
スーパーマリオ○ラザーズ3でいう「草原の国」というイメージか。ステージも4面までしかありません。
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ボスは
ウィスピーウッズ。まずはキャラクターの操作、敵の倒し方、コピー能力の使い方などをマスターしましょう。
Lv2・Icecream Island ヤシの木が茂る海岸沿いでリゾート感あふれるステージ。ステージに「水」が多く、泳げるところとそうでないところがあります。
カービィは放っておいても水に浮きそうですが、プレイヤーが操作し続けてないと泳げません。
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ボスは
ペイントローラー。カンバスに絵を描いて、ザコ敵キャラを具現化する能力が面白かったです。
夢の泉というタイトル通り、開発陣やデザイナーもアイデアの泉があるのでしょうね。
レベル3~4
ここから以降のステージは、概ね
6面+ボス仕様になるようでます。上空を飛んで通り抜けるだけでクリアできてしまう面も少なからず
あるので、この時点では特に難しいとは感じませんでした。
スーパーマ○オワールドに出てきた「黄色スイッチ」等のような、踏んで作動する巨大スイッチ(効果はマップ上のミニゲームなどの解禁など)も出始めます。
Lv3・Butter Bullding RPGに出て来そうなどこか謎めいた「塔」が印象的なステージ。当の側面を移動するシーンなど、当時からグラフィック面かなり頑張ってたんだな~と感心しました。
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ボスは
Mr.シャイン&
Mr.ブライト。太陽と月をモチーフにしたキャラクターでコンビネーション抜群でしたが攻撃パターンが分かりやすく対策はカンタンでした。
でもこれ…スパデラの終盤で発生した「太陽と月のケンカ」という設定の伏線?
Lv4・Grape Garden 天空の世界といいますか、飛行船あり、雲の上のお城ありの風景が冒険って感じでイカしてます。
爽やかな色使いのステージですが、ゲームとしては足場も小さい上に意地の悪い位置にいるザコ敵も増え、難易度が高くなりはじめます。
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ボスは
クラッコ。スパデラの序盤にも登場した、一つ目のついた雷雲のモンスターです。
攻略法もスパデラと同じ戦法で通じました。垂直方向に叩ける能力を見つけて撃破しました。
レベル5~6
Lv5・Yogurt Yard 天空から戻ったその先は高山地帯でしょうか、岩山に洞窟と乏しき背景が続きます。コピー能力「ハンマー」を使うギミックもここではよく見かけました。
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ボスは
ヘビーモール。トンネル掘削機のようなメカ型のボスですが、カービィにはあまり興味がないのか、画面上を縦横無尽にトンネルを作っていきます。
後部からザコ敵?っぽいのを吐いてきますが、コピーした能力が「スリープ」だった場合はその場でカービィが寝て即ゲームオーバーの場合もあり、見極め必須です。
加えて足場が常に変わる強制スクロール面で、掘り進む方向によってはホバリング必須だったりと、なかなかスリリングでした;
Lv6・Orange Ocean ステージ名といい、夕焼けがキレイな黄昏時の海という表現なのでしょうか?ふたたび海沿いと思しきステージになります。
序盤と違ってザコ敵が多く、ヤシの実が落下してくる地点で混戦になりやすい印象でした。ボスまでに残機が減る減る…
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ボスは
メタナイト。ステージの装飾が夜という雰囲気になっていますが「ナイト(騎士)」と「ナイト(夜)」をかけているんでしょうねw
これまでのレベルで度々(メタナイツの原型になったと思しき)ザコ敵をけしかけてきたり、何故か無敵アイテムを置いていくなど謎の行動が見られましたが…
ここではコピー能力「ソード」を使っての一騎打ちになります。ソードによる
タイマン勝負が好きなのは昔からなんですねw
スパデラの時のような回避からの攻撃を仕掛けてくることもなく…背面から追い回してボコすだけのガチャ押しプレイで(初戦で)勝ててしまいました。
今作は
キャラ同士の具体的なセリフなどは殆どありませんが、この時点ではデデデ大王の配下(傭兵)だったのかな?…という印象でした。
レベル7~8/エンディング
Lv・7 Rainbow Resort いよいよタイトルとメインシナリオにある「夢の泉」があるステージになります。ここで待ち受けているのは…シリーズではお馴染みとなったあの大ボスキャラが控えています。
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終盤で緊張感のある世界の筈なのに、マップもステージもファンシー風デザインで凄くカワイイです。中にはそれ以前(ゲームボーイ時代)を彷彿とさせる色のステージもありました。
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ボスは
デデデ大王。ここに来て初見による初戦突破は無理!くらいの
強キャラでした。
特大のハンマーで殴ってくる以外にも(カービィのような)吸い込みを仕掛けてきたり、加えて見かけに対してジャンプ力や移動力もあり、逃げ切れないシーンもありました。
スーパー○リオでいうクッパのポジションにいるキャラですので、多彩な攻撃パターンも納得ですが。
Lv8・The Fountain of Dream デデデ大王を倒して夢の泉も元踊りになるはずですが…事実はそれだけはなく。
真のラスボスがここで降臨します。
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スターロッドを取り返し、夢の泉に戻したカービィ。しかしその夢の泉に異変が…デデデ大王が泉のカギとなるスターロッドを奪ってでも「泉を止めたかった事情」が明らかになります。
デデデ大王の腕力で「お前が行ってこい!」と言わんばかりに放り投げられるカービィは必見かとw
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なんとここで横スクロールの
シューティング展開。スーファミのスパデラを先にプレイしたせいか逆に驚きましたが、最終展開もまた
伝統芸だったんですね。
ここでもシューティングとは知らず、即落下して残機-1という凡ミスをやらかしました。なので実際の対峙としてはこれが初戦です。
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ラスボスの
ナイトメア。名前の意訳が「悪夢」だからか、かわいらしいカービィの世界には似つかわしくない、ホラー映画の悪役に出て来そうなリアルで邪悪な容姿をしています。
初見は弱点を探すので必死で、残機-1を覚悟でパターンを把握するまでに時間がかかりましたが、再戦してスターロッドの攻撃が刺さる弱点が分かると、あとは敵の攻撃をかわしきっての勝利!
当たり判定を隠して
かわし切るラスボスには、カービィのキャラコン&攻撃は予測打ち必須など、なかなか
熱い戦いが楽しめました。
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エンディングへ ナイトメアを倒し、夢の泉とその異変、それに対するデデデ大王の行動についてもここでちゃんと語られます。
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今回のデデデ大王は(夢の泉に対しては)また私利私欲から奪おうとしてたのかもしれませんが、そこにはナイトメア(ラスボス)という
邪悪な先客がいて手に負えないと察したのでしょう。
動力源であるスターロッドを奪い
泉を止める事で
封じ込めていたようです。
それをカービィたちプププランドの住民たちにも相談してくれれば、カービィとも戦わずに済んだかもしれません。
しかし、デデデ大王の辞書には宿敵でもある「カービィと協力する」文字は無い故に今回の展開に至ったと考えれば合点がいきます。
取説でのカービィもまたデデデ大王に対して問答無用な態度がありましたが、そこはお互い様の部分もあるかなと。
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最後は夢の泉も正常に戻り、カービィもデデデ大王もそれぞれ帰路についたようです。
プププランドでは何人たりとも不可侵の領域なのでしょうが、こうして悪夢が生じてしまうこともあるようです。
夢を生み出す事は「全て楽しい夢だけではない」という、どこか戒めに近い気持ちにもなりました。
ミニゲームも楽しい!
ステージ攻略後に出現するミニゲーム。1UPなどのボーナスが出るタイプのものが殆どなので、結果がどうあれ「1回きり」であることが多いのですが、なかなか楽しめました。
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タマゴとボムが混在で投げられる中で、
ボムをさけてタマゴだけ食べられるかというミニゲーム。カービィでないとできない芸当ですねw
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間違ってボムを食べたらそこで終了。動体視力が鍛えられた気さえしますw
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ゲーセンでもよくある、景品(ぬいぐるみ)を取るクレーンゲーム(UFOキャッチャー)風のミニゲームです。チャンスは2回だけ。
そういえば大型のクレーンゲームは平成初期で再ブームになっていましたね。流行も散り入れていくスタイルかw
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ピンク色のカービィしか狙うことはできませんが、大きいぬいぐるみ=2UP、小さいぬいぐるみ=1UPのようです。
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これはスパデラでみた「刹那の見斬り」の前身でしょうか。ここでは侍による居合い抜きではなく、
ガンマン同士の早撃ちになっています。
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おもわず、ニヒルに
ふっ…ってしながらドヤりたくなる()パーフェクトも取れました!
私の反射神経もまだまだ落ち切ってはいなかったようです
(はいはい)
このゲームはここまで。 いや~最後まで一気に進めてしまいました。終始カラフルでワクワクの冒険で楽しかったです。これホントにファミコン?と思わせるようなゲーム性は色褪せる事を知らず。
実際にクリアまで進めてみたからこそ言えますが、カービィのシリーズは旧作もオススメできます。むしろ記念年で新作リリースもある今だからこそ温故知新で触れるのもありでしょう。
無論、カービィに限らず歴代の名作に触れるチャンスが
最新ハードにあることもまた事実です。
スーファミなりファミコンなり、オンライン加入者の特典がどれだけ太っ腹かもよく分かりました。
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予備知識や攻略情報ナシ&無策&初見で飛びこみましたが、79%なら上出来とします。尚、スパデラも最終確認で72%でした。
スパデラに継承しているであろうネタや言葉も度々あり、あ~なるほど!と元ネタ・フラグ回収をした気分にもなりましたw
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プレイ時間は
3時間26分。スパデラは休暇中にガッツリ遊びましたが、こちらは1日1時間くらいやってチマチマ途中セーブして、約3日でクリアした感じです。
序盤でミニゲームに参加してそれなりに残機を確保していたのも功を奏し、やり直し機能には殆ど頼らず最後まで進めたと思います。
新作発売のカービィを応援しようという
自己満足ひとり企画ですが、まさか旧作の旧作になるファミコンまで
プレイしてみたくなるとは思いませんでした。ピンク色でポヨポヨでカワイイだけではなく、プレイヤーを引き付ける魅力がいっぱい詰まっていますね。
尚、各ステージのボスの名前は作中では分からなかったので、今回は
ウィキペディアから参照しています。
カービィは2022年で
30周年で公式も気合いが入っています。盛り上げていきましょう。くわしくは下記の公式サイトへ直接ドウゾ!
・星のカービィ ポータルサイト
(別窓・星のカービィ公式)
…
あと、スーファミのカービィボウルもプレイ日記が途中で止まっていますが、こちらも時間を見つけてクリア&記録まで持っていけたらいいなと思います。昔のスクショ探さなきゃ;
なにより旧作であろうと最新作であろうと、ゲームはプレイしたいその時が「旬」です。ゲームに限りませんけども、モチベが高い時に実行できるほうが結果にもつながりやすいと思いました。
ファミコンのカービィも面白かったです!ゲームの根幹的な面白さって、結局ハードも年代も関係ないんでしょうね。
ヽ(≧∀≦)ノ カービィを応援しています!
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