【イカちゃんでお話】(その13)

    ※注意
     「☆うちのイカちゃん」は趣味の二次創作専用カテゴリです。こういう特殊な遊び方に興味がない方は、このカテゴリはスルーしてくださいね。登場人物や過去ログの一覧はコチラ(別窓)からドウゾ。



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    ~夕刻のハイカラスクエアにて~




    ---------2時間前

    リュドミラ「私はこれから運営事務所や不動産屋に挨拶してくるわ」
    シムナ「俺も行った方がいい?」

    「来なくていい。手続き自体はお父様が済ませてるし」
    「はいはい了解(一流プレイヤー様は大変だよなぁ)

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    「そうそう、少し情報収集もしてきたいんだけど?」
    「行ってくれば?俺はここで待ってるだけだし」

    「そう?じゃあ、そうさせてもらうわ」





    …って。ずいぶん経つけど、大丈夫かな?
     姉ちゃんのことだから道草はしないだろうし、何か事故やトラブルに巻き込まれてなけりゃいいけど。あるいは…トップクラスのプレイヤーの新規参戦だからな。いろいろ嗅ぎつけられて取材されたりしてんのかな?大変だよなぁ…



    ヴーーーー・・・・  

     ヴーーーー・・・・



    おっと着信…姉ちゃんか。
    相変わらずタイミング全一だなぁ~あはは



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    to:シムナ
    件名:遅くなってごめんなさい

    ちょっとロビーの前で待っててくれる?
    <返信不要>

    --------
    リュドミラ
    --------




    …何かあったのか?







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    「シムナ。待たせてごめんなさいね」
    姉ちゃん!?どうしたんだよそのアタマ!!」

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    「フフ。ギアはスロットなしの品だから心配無用よ」
    「じゃなくてそのゲソだよ!バッサリじゃんか!」

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    「ああコレ?アンタも切ってもらえば?サッパリするわよ?」
    「え…遠慮しとく(自分から切りに行っただけかぁ…ほっ)

    「こっちではね。ヘアスタイルの変更も認められてるの」
    「へぇ~そうなんだ」

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    「アンタって、こういう外見の点は本当に興味ないのね」
    「変えたところでギアパワー変わる訳じゃないんだろ?」
    「そうだけど…(相変わらず無頓着ね)

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    「で。途中で顔を知られてるファンに見つかったから、コッソリ変えたのよ」
    「なるほど。姉ちゃんくらい有名になると、嗅ぎつける奴はいそうだよな」

    「配信者としては幸先いい事だけど…プライベートの時くらいはそっとしておいて欲しいものだわ。後で会見するって先に配信もしたのにね」
    「だよな~流石に行き過ぎた連中は困るよな」

     俺を同行させなかったのも、姉ちゃんの配慮なんだろうか。いつだったか『配信もやりたくない。いっそ顔を出さないようにしたい』って言ってからは、いつまで経っても守られてばかりだ。俺、無力だよなぁ…

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    「ちょっと話しておきたい事があるんだけど、ここじゃ場が悪いわね」
    「さっきの場所に戻る?」

    「…そうするわ」







    「さーて。単刀直入に言うけど、アンタまだあの子の事が好きなわけ?」
    「…はぁ!?
    「答えなくていいわ。それこそアンタのプライベートですもんね」

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    「あれから急に真面目になるわ、カンストはするわ、品行方正なこと」
    「・・・・・・・・・・・」

    「それもこれも目的があってこその結果でしょうけど」
    !!

     なんでだよ?なんで今その話が来るんだ…そんな言い方で…こういう所は全くわかんねえし大嫌いなんだけど…

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     あの子のことはもう、当面しまっておこうと思ってたのに…


    「だったら何が言いたいんだよ!いくら姉ちゃんでも怒るぞ」
    答えなくていいって言ってるでしょう?(ほんっとに分かりやすいこと)





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    「話を変えるわ。こっち(スクエア)が今、どういう状況か知ってる?」
    「え?…状況って」

    「流石にアンタも気付いてると思うけど…

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     …今はもう、違う国から来たプレイヤーも大勢いるのよ」

    「ちょっと雰囲気の違う連中のことか?」
    「ええ。こっちでの人気アーティストの片方も、その国の出身だそうで」

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    イイダさんの事かな?そう言われてみると、確かに特徴が似てるけど」

    「そう。そして彼らの国には、偉大な英雄がいるそうなの」
    「世界大会のチャンピオンとか、歴史上の人物みたいな?」

    「私も最初はそう思ってた。ちょっと知人に聞いて回ってみたところ…

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     彼らには“ハチゴウ”という名前の英雄(ヒーロー)がいるそうで。多くの試練を乗り越え「約束の地」への道を切り開き、彼らの一族に光明をもたらした、最初の人物なのだとか。

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     容姿は男性として話すヒトもいれば、女性だというヒトもいて、本当に実在する人物なのかは疑わしいんだけど。ちょっと神格化されてる印象さえ受けたわ。

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     ハイカラスクエアの住民ならよく知られている存在のようで、こっちにいる私の知り合いやフレンド達も、同じように話してたわね。
     噂や都市伝説にしては流行しすぎのような気もするけど…」


    「そんな凄い存在なのに、動画サイトやハイカラシティでは聞かないよな」

    「彼らとの国境が開かれたのは、ごく最近の事なんですって。これから時間をかけて、色々な地域で見かけるようになるかも」

    「複雑な事情がある奴らなんだな」

    「そのようね。あとは、その英雄への強い憧れから…

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     ギアやブキを真似してるイカ達も多いとか」


    「そんなイカしたスーパーヒーローじゃ、あやかりたくなるのは分かるよ」

    「アンタは少なくとも、そのヒーローを超えなきゃいけない」

    は?…なんでまた俺が?」

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    「心の中に思い描くヒーローっていうのは、理想で脚色されるもの。ヒトそれぞれ思い思いに違って、どれだけ強い存在になっているかは計り知れない。
     ヒトによっては、私ではどうしようもないほどにね…」


    「姉ちゃんでもどうしようもないのに俺に超えろって、冗談キツくね?」

    「いずれ分かるわ。アンタはまず上を目指しなさい」

    「ああ。そうするよ(まだ何か言いたそうだなあ)

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    「さてと、お喋りが過ぎたわね。そろそろ住居に案内するわ。ここから歩いて10分くらいの競技参加者用の集合住宅で、セキュリティも付いてて安心よ」
    「え…俺も行くの?」
    「当たり前でしょ?…1人に1室ずつ、アンタお隣ね」
    「そ、そうなのか…」

     俺はてっきり違う場所に入れられると思ってたんだけど…姉弟ってだけで同じ扱いされんのか。
     まして姉ちゃんと同じ建物の住民なんて、おそらくガチ勢ばっかだろ。それなりでも立ち振る舞いには気を付けないとな…


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    「私は荷物が届いて準備が済んだら、チームメイトと合流の予定。アンタは私に合わせる必要ないから好きになさい」
    「分かった」

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    「これからは一人暮らし同然になるから、身の回りの事はちゃんとなさい。あとは…お母様からも言われて聞いてたと思うけど、よく考えて行動なさいね」

    「ああ、気を付けるよ(部屋が別とはいえ、散らかしたのバレたらシバかれそうだな…)

    「じゃあ行きましょう」


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    期待が半分、不安も半分
    新天地での第一歩を共に踏み出す姉弟。
    その思い描く道こそ異なれど・・・


    つづく。






    【イカちゃんでお話】(その13)

     今回は「オクト」の世界設定を絡めました。スクエアの広場を闊歩するタコのガールとボーイ。彼らは何処から来たのか。
     前回の後書きに記したとおり8号=英雄と見立て、地下世界=タコの国家として、国境を越えた事情があったという展開にしました。

     あとはヘアスタイルの変更もスプラ2からの要素ですので、取り入れてみました。あのパッツンヘアは、見た目は可愛いんですけど「切り口が痛そう」という初見だったので。
    人間がピアスの穴でも開ける感覚かしらと。やっぱり二次元だから大丈夫って事かしら?冒険してますよねえ(=∀=)

    ・・・・・☆

     リュダお姉ちゃんを前面に出しました。リアルでも、世界大会の試合とか見ちゃうとついついお話に描いてみたくなりますね。ハイカラシティではそこそこ人気のガチ勢で、試合の配信もしてて、再生数も多いんでしょう。スクエアに来たら、さっそく追っかけに会ったようで;変装は、クールなパッツンヘアにオシノビニットです。
    シムナくんの発言は、私の心境そのままですw。オシャレ無頓着な男の子にも、なかなか衝撃的な容姿だったんじゃないかな~とw

     リュダお姉ちゃんはあの性格ですのでノスリンの「心の中を占めていた存在」についてもきちんと下調べをして、冷静に分析してます。彼女は有名なだけに人脈も広いので、スクエア在住のフレンドに聞いたり、運営事務所や不動産屋に挨拶したついでに今の状況を聞いたりしてたんでしょうね。

     あとは「心の中のヒーロー」・・・このお話では少し意味合いが違いますけども、リュダお姉ちゃんの気持ちを確かめた上で、それとなくあの子の事を示唆してくれてますけど、当人は全く別次元で捉えてしまってる様子。
     そこは前回同様にタコの解釈が“噛み合わない”のと同じです。姉弟の間でも微妙に解釈が違う感じでw
     こういう意思疎通が微妙な部分のすれ違いや、解釈のギャップは、書いていて楽しいところでもありますwはてさて、この先どうなるのか…。

     尚、今回のスクショは時間の表現の関係上で、色味を加工したものが多くなりました。

    ありがとうございました!(´ω`人)

    ※このお話は、2018年8月にブラッシュアップしたリメイク作です。





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