【イカちゃんでお話】(その12)

    ※注意
     「☆うちのイカちゃん」は趣味の二次創作専用カテゴリです。こういう特殊な遊び方に興味がない方は、このカテゴリはスルーしてくださいね。登場人物や過去ログの一覧はコチラ(別窓)からドウゾ。



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    ~陽が西に傾き始めた頃。タチウオパーキングにて~





     やっぱりいた…この場所が好きなのね。この子の行動パターンって誰かさんと同じで、分かりやすいこと。

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     あらまぁ…あれリッター4Kじゃない。扱いの難しい重量級チャージャーなんて持っちゃって。この前は「スプラシューター」と同性能って言われてる、特注の黄色いシューターを持ってた気がしたけど?
     性格は無邪気で天然っぽいのに…随分と物騒なブキが好きな子なのね。

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    「ふー…」

     ため息がここまで聞こえるなんて、どこか具合でも悪いとか、それともそのブキで大失敗しちゃったって感じ?

     とりあえず、覚えていてくれるといいんだけど…



    ???「こんにちわ~!!

    ノスリン「だあれ?」

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    緑イカ「おひさしぶり~!おとなり、お邪魔するよ!」

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    「おひさし…って、あなたと会った事あったっけ?」

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    ええー?あの時パシリにしておいて、それは悲しいなあ」

    あ!…アゲホイップ買ってきてくれた…」
    そうそう!思い出してくれた?」

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    「なんか元気無さそうだけど、大丈夫?」
    「…そう見えるの?」
    「ため息ついてたの見たから、心配になって声かけたんだよ」

    「ちょっと休もって思っただけだよ?だってこのブキ重いんだもん

    「それならいいけど。でもそれ、すごいブキだねー」
    「リッター4Kっていうの。知らない?」
    「名前は知ってるけど見たのは初めてだ!ちょっと教えて!」

     相変わらず、素直で良い子ねえ。私はもう全ブキのカタログスペックなら頭に入ってるから、あなたの持ってる知識、試してあげるわ。






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    「…で、メインは4発までなの。いちばん遠くまで届くチャージャーなんだって」

     少なくともブキ屋の言う説明はちゃんと聞いてる様子ね。B帯なら知識はそれで充分だから、基礎練習とイメトレからでも頑張りなさい。完全に諦めて、投げ出したままのあの子よりは伸び代がある筈よ。

     ふふ…もうちょっと聞いちゃおうかな?



    「へえ~!すごく難しそうだね。でもどうして、そんな凄いブキを使う気になったの?練習とか大変じゃない?」

    「エヘヘ…ここだけのヒミツだよ?」
    「う、うん、分かった!じゃあ…こっそり教えて」

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    「実は“はっちゃん”の真似っこしてるの」
    「ハッチャン?」

    「広場も、はっちゃんと同じ国の子たちがいっぱい来てるの」

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    「見た事あるかも!斬新で奇抜なスタイルの子たちだよね~強そうだよね」

     広場の見慣れない面々は、国外のプレイヤーだったのね…まあ、私にはリージョンより種族を超えた受け入れに見えるんだけど…気のせいかしら?

    「そうそう、みんなイカしてるよね!」

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    「…で、君の言うその“ハッチャン”って、どんな子なの?」

    うん!どんなブキも使えてー…
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     …危険な危険な場所をくぐりぬけてきた強い子なの。みんなの間では奇跡の英雄って話題になってるし、うちのママも隠れファンなんだって」


    「そ、そうなんだ~。もの凄くイカした子なんだね」


     満面で褒めちぎっちゃってカワイイこと。見てるこっちが照れそうだわ。それにしても『奇跡の英雄』なんて、大層な名前が付いてるけど、それっぽい二つ名のプレイヤーは配信でも見たことないわね。まして親御さんまでファンなんて…だったら知名度はある筈よね。新参なのかしら?

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     でも…もうあの子が入り込めそうな余地が無さそうじゃない。まあ半年近くも音沙汰なしじゃ仕方ないわよね。もう会わないようにしてあげた方がいい?

     こっち(ハイカラスクエア)は変化が早すぎる。調べて回ってきたけど、ルールの追加のみならずウデマエ制度が青天井になってて…もっと早く行動すべきだった。ここは私の反省点ね。







    「キミと沢山お話できて参考になったよ。ありがとー」
    「どういたしまして!でも、あなたはバトルに参加しないの?」

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    「今は事情があって参加できなくてさー…みんなの試合を見て回ったり、いろんなイカに話を聞いてるんだ~」
    「そうだったの。イカなのに塗り塗り参加できないのつらいよね。それに…聞いてほしくない事だったら、ごめんね…」

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    「いやいや悪い意味じゃないから!気にしないでいいよー」
    「うん。(よかった)

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    「そうだ!あなたお名前なんていうの?私はノスリン」
    「……え、えーと…(どうしましょ)


     2回目ですもんね、そろそろ聞いてくると思ったわ。でもごめんなさい。今は正体を晒すつもりは無いの。


    「ノスリンちゃんか~ボクは“リュ…リューダ”だ」
    「リューダくんて呼んでいい?」
    「ああ、それでヨロシクね」

    「うん!よろしく~(男の子だったんだ~)


     あなたを騙すつもりはないし、純粋で良い子なのも分かるんだけど…今はもう少しだけ、考える時間をちょうだいね。この先、あの子との関係がご破算になるなら…なおさらね。


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    「ノスリンちゃん、これからどうするの?」

    「お家に帰る。おやつも食べたし。リューダくんは?」


     いけない…長居が過ぎたわ!


    あ~いけね!…広場にアイツ(あの子)待たせたままだった!」

    え~?お約束があるなら行ってあげて!」

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    「そうする!バイバーイ!

    「気をつけてね~」


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    「ウフフフ…(そそっかしいイカくんだったな~)



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     さーて、私も明るいうちにお家に帰ろーっと♪



    現在(いま)を知る者、知らぬ者
    その言葉にかけた思いは
    暮れゆく空のように、汲み取れぬまま・・・



    つづく。








    【イカちゃんでお話】(その12)

     今回は、現在(いま)を「知る者」と「知らぬ者」の、ちょっとした温度差を書いてみました。現地の事情というのは基本的に、そこにいる住民にしか理解できないものですので。
     メタ発言をすると、これから初めてスプラ2をプレイする前作勢の気持ちを想像してみて頂ければとw

    ・・・・・☆

     前回、広場では弟のシムナくんが「遅いな~」と言っていましたが、実はその間、お姉ちゃんは先にあの子見つけて、お話中でした~というw
     お姉ちゃんは生活やバトルに必要な情報はあらかた入手して、住む場所決めて手続きして、その帰りにちょっとロビー見て思い出して…という流れだったんでしょうけども。

     しかしタコを巡る話は全く噛み合っていません。ノスリンの「はっちゃん」発言も、スクエア住民であれば8号という名の、正体不明だけど「英雄」と呼ばれる人物の事かなと、察して貰えたかもしれませんが。

     しかし、スクエアの直近の事情を知らないお姉ちゃんには伝わらない。誤解してなければいいんですけどねえ書いててちょっとハラハラしてみたり。ノスリンのネーミングセンスやボキャブラリーなので、余計に混乱を招いてますね。

    ・・・・・☆

     私個人のイメージする「8号」像は、地上でイカとの共存という新しい時代を開いた英雄みたいな存在。実在してるんだろうけど誰も見たこと無い。でも知名度は(特にタコの間で)抜群というイメージです。
     ハイカラアスクエアに住んでいると、1度は名前やウワサくらいは聞いたことがある、謎多き英雄という位置付けをしてます。

    ・・・・・☆

     あとは、作中の「リューダ」という名前は、実は「リュドミラ」の略称(愛称)のひとつで、単体でスペルを変えれば男性名でも通る名前だったりします。固有名詞の差なんてイントネーションひとつですもんねw

     ちなみに、今回のお話と背景設定は、初回シリーズ(ノスリン劇場)第1話のセルフオマージュです。(正直、まだあの頃は続き物にする予定は無かったんですけども)
     先日に頂いた心温まる足跡と、超激アツな足跡に絶大なるモチベを頂きました事、感謝いたします。天使降臨で、一気に書き上げちゃいましたw

    ありがとうございました!(´ω`人)

    ※このお話は、2018年8月にブラッシュアップしたリメイク作です。





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