ちょっと気になっていたゲームのひとつで、体験版が出ていたので触ってみることにしました。私のピクミン歴は
ニワカ止まりで、歴代ではゲームキューブの初代と、wiiUの3を
積んだまま今に至るという体たらく。
リベンジするかを悩みつつ、体験版なら損は無いかなとDLしてみた次第です。

wiiUの時も開幕は(GCに比べれば)グラフィックが大幅に向上したことに驚いたものですが、スイッチではもっと
絵が綺麗に見えます。


そもそもマルチタスク系の作業には向いてない私が、それを要するピクミンをプレイするというのも何ですけども、
あ~なんか懐かしいと感じる程度の記憶にあるようです。ゲキカラって…;
お話の前のお話
初代主人公・オリマーの時は単身で、休暇中のトラブルにより知らない惑星に墜落して、ピクミンと出会ってドルフィン号のパーツを探して帰るまで…というお話でしたが、ピクミン3ではさらに深刻な話題になっています。




母星であるコッパイ星の食糧難で、他所の惑星に食糧を求めて旅立つ…という大義名分があり、キャラクターは(それぞれの分野に詳しい)3人になっています。
ほんわかした雰囲気はよく似ていますが、オリマーはホコタテ星出身で彼らはコッパイ星の住人です。
1日=1ミッションで行動する世界
脱出した時に3人はバラバラになってしまいましたが、ひとりずつ進んでいく展開になります。
最初は時間制限もなく操作を覚えるための
チュートリアルなので、ここで操作をしっかり覚えたいところ。



チャーリーは宇宙船とコンタクトを取って呼び出そうとしますが反応がありません。そして、周囲にいる複数の
黄色い生命体を見つけ…


なぜか群れのままくっついてくる、笛で集合させられる、オブジェに投げつけてやると必要なアクションを起こしてくれる…協力してもらえる事に気付きます。
ヘルプ機能が充実
ピクミンは主人公キャラだけでシナリオ進行以外は殆ど何もできない為、要所要所で操作説明の表示が出ます。



この辺はwiiUでも普通にあったな~と思う点ですが…スイッチ版ではさらにヘルプ機能が増えています。



なんと!進行中で
詰まった時のヘルプが親切すぎる…
目的地まで矢印まで出ます。さんざん迷ってタイムオーバーになった経験もあるので、wiiU版でもこういうの欲しかったわ。
初心者にはかなり優しい仕様ではないかと。
ギミックを解いていくのが楽しい
チャーリーである程度進んだところ暗転し、場面が変わって今度は
2人目の主人公・アルフが目を覚ますシーンに変わります。




彼もまた、チャーリーとは異なる色のピクミンと遭遇し、同様に(探索の面で)協力してもらえることに気付きます。


同時に、
ピクミンの巣(オニヨン)の意味と、
ピクミンの増やし方もここで知ることができます。


Gパッド…wiiUでプレイしている時は元ネタの
「wiiUゲームパッド(コントローラー)」そのままのデザインで雰囲気マシマシでしたが、
スイッチでプレイすると不思議と全く違う独自のアイテムに感じますねw
最初は大きな危険も無く、オブジェに対してピクミンを投げて反応を見て、カケラを集めて橋(足場)を組んだり、道を塞いでいるオブジェをどかしたり…序盤はお試し感覚のミッションです。
原生生物(または敵キャラ)も小さく弱いものばかりなので、いきなり詰まることはないと思います。

とうとう宇宙船からの信号をキャッチして場所を特定できたようです。Gパッドはこの先よく使うので、追加がある度に色々と触れてみて操作になれておきましょう。
壊せるオブジェ、倒せる生物
ピクミンを増やして引き連れて、先へと進んでいくアルフ。食料になるものはあるのかと考えながらも、立ちふさがるオブジェへも攻略法を閃いていきます。


道を塞いでいるギミックに関しては、キャラクターが「こうすれば壊せるかも!」とか「今のピクミンでは無理だな…」という感じに呟くことが多いので、攻略そのものに詰まることは少ないかと。
その時に連れ歩くピクミンの色(特性)の采配(割合い)を求められると言えます。

無事に宇宙船を発見したアルフ。あとは乗組員の安否が気になる様子ですが…夜になると原生生物の行動が活発になり、ピクミンたちは食べられるだけの恐ろしい時間になりそうだと悟り、ひとまず上空へ退避する事に。

宇宙船が浮かび上がると同時に、ピクミンたちの巣であるオニヨンも上空へ…一緒に付いてきてくれるようです。



…という感じに、1日分の活動が記録されたところでセーブが入り、次のミッション(シナリオ)へと繋がっていきます。
時間制限+食糧探しが始まる
翌日もアルフの探索は続き…宇宙船の乗組員のひとりであるブリトニーとも連絡が取れ、合流すべく行動することに。


ブリトニーは植物に詳しい学者で、食べられる果実を見抜いたり成分を分析する役割のようです。アルフと合流したことでプレイヤーは2人を切り替えて操作する事もできるようになります(wiiUには無かった便利機能)
ピクミンが安全に行動できる時間はあくまで明るい間だけ…それまでにミッションをこなしていく必要があります。



宇宙船から笛を鳴らして、フィールド上のピクミンを呼び戻せる装置が登場…これはwiiUでは無かったような。

しかし、ピクミンもそこまで足が速い訳ではありません。Gパッドを見て追跡し、戻れそうな距離であれば迎えもに行けますが、日没になってしまった場合は遠方にいるピクミンは、突如あらわれた敵に食べられて収容が間に合わない場合もあります。
戦闘以外での犠牲を減らしたい人は常に集合を心がけて、はぐれないように配慮する必要があります。

日没までは画面の上部にゲージがあり、太陽のアイコン左から右へじわじわと動いて残り時間を表示しています。
1日=1ミッションにつき20分くらいでしょうか、ある程度の犠牲も加味しつつ、ピクミンもふやしつつ、目標に対して計画的にこなしていく必要があります。尚、難易度が「むずかしい」だと15分だそうです;

硬いものに対しては岩ピクミン、電流が通ったギミックには黄色ピクミン、原生生物など敵キャラと戦わせるなら赤ピクミン…など、得意な分野があり、水に耐性がある青ピクミン以外は水没すると溺れ死んでしまうなど弱点もあります。
また、ピクミンを
一度に連れ歩けるのは全部で100体までで、例えば赤を50体+黄色を50体…など総数の上限で、その日に攻略したいギミックや敵に合わせて、連れて行くピクミンを編成することが求められます。


中ボスにあたる生物を退治するためには、弱点を突けるピクミンが必須になります。このボスの場合は岩ピクミンがいなければ外皮を砕くことができないためダメージを与えられず、撤退を余儀なくされるでしょう。
初心者に優しい仕様になった
ヘルプ機能やピクミンに対する便利機能もあり、操作感はwiiUに比べると明らかに上がっている…ニワカの私でもそう感じるくらいの出来です。
ミニゲーム的に遊べる「ミッション」もきちんと収録されており、ストーリーをある程度まで進めて操作に慣れたらチャレンジしてみると良いでしょう。


う~ん…1回やっただけではこれで精一杯ですわ。コツを掴むまでが難しいのもピクミンですね。

シナリオ進行などでバッジが貰えるコレクション要素もあり、やり込みプレイで極める人も多そう。目標があるのは良い事ですね。
移植版なので、基本はwiiUの時に感じたグラフィックのままですが、スイッチで解像度が上がったせいかよりキレイに見えますね。
体験版はここまで。 3作目ではありますが、スイッチで
初めてピクミンをプレイしたい人に向けてブラッシュアップされた印象があるので…前ハードで積んでいた私には、時間と予算があればリベンジしたいと感じる部分が多かったです。
体験版のデータは引き継げるという事なので、当面はこのまま残しておくことにしますw

世間での評価が賛否両論あるのは、wiiUでガッツリと全部やり込んだガチ勢さんには、移植版に+αしただけで物足りないと感じる部分は否めない気もします。
そもそも
新作では無いこと、特に追加のアプデはある様子もないので…そこをどう捉えるかで価値観や評価も変わるかと。
気になってたけど未プレイと言う方も、この
無料体験版から実際に触れてみてお決めになるのが一番でしょう。
スイッチになってからは1本の値段が高いソフトは「無料体験版」が多くなり、実際にプレイして触れられる機会が増えました。エンドユーザーにも購入の可否を判断しやすくなったのは良い事だと思います。
ヽ(´∀`)ノ 初めてさんにはオススメです!
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