【イカちゃんでお話】(その10)終

    ※注意
     「☆うちのイカちゃん」は趣味の二次創作専用カテゴリです。こういう特殊な遊び方に興味がない方は、このカテゴリはスルーしてくださいね。登場人物や過去ログの一覧はコチラ(別窓)からドウゾ。



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    ~陽が西に傾き始めたハイカラスクエアの広場にて~




     私がいる場所は、いつもおんなじ…だって、ロビーに行くとみんな嫌がるんだもの。「下手くそのくせに、そんなブキで」「どうせ負けるからいらない」って。
     だけど、アルバイトをしてる時は違うの。ちゃんとやってれば、お仕事さえすれば、私の大好きなブキでも、何も言われないから。

     ママはアルバイトのお話ばっかすると、ちょっと困った顔をして「たまにでいいから、ロビーから行ける方にも参加しなさいね」ってやんわり。
     分かってるんだけど、いつもひとり、お散歩だけ。参加したたつもり。あなたに会ったのは、そんな時。

     ドーナツをあげたら1個、2個…キレイに平らげて「ありがとな。道に迷って腹へって、どうしようもなかった。助かったよ!じゃあこれで」って、もう会わないかなって思ってた。

     次の日はアルバイトが終わって、クマサン商会の前でぼんやり休んでると、目の前に「見つけた…また会えたね」って、始まって「あの時のお礼をしたいんだけど」って言われても。

     そういうつもり無かったし。

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     また次の日も…今度は「こっちには頼れる友達いないから」って言うから、この周辺には、案内してもらえるトコいっぱいあるよって、スクエアのインフォメーションカウンターとか、バトルの運営事務所とか。
     分かるとこ教えてあげたつもりだったけど。

     結局「キミなら、いつもここにいるみたいだから」って、なって…でも、悪い子には思えなくて。あの時のドーナツが、そんなに嬉しかったのかなぁ?
     
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     私は、この前のフェスの時までのオトモダチのつもりだったのに…気がつくと、毎日のように「じゃあ今日は・・・」って、なってた。シティには無いステージを案内してあげたり、時々お昼寝したり…その繰り返し。

     お話しを聞いてると、なんか大変そうだったり、かわいそうだったり。ちょっぴり似てるところもあって。でも、なんでかなぁ…いつの間にか、つまんない冗談でお互い笑えることが多くなってたなぁ…こういう気持ちはもう、ママと一緒の時だけって思ってたのに。

     でも、おうちに帰るのは、当たり前のことだもん。だからちゃんと、さよなら、できるといいな・・・・・・・・・



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    シムナ「もうこんな時間か。あっという間だったな~」
    ノスリン「うん、楽しかったね!でも帰りの電車、大丈夫?」

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    「大丈夫。遅刻して姉貴にシバかれたくないし、今日は時計も見てる」

    「お姉ちゃんはシーくんを心配してるんだね」

    「まさか。俺にはいつも上から目線で厳しくて、心配なんか…」

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    「本当にそう思う? 私は会ったことないけど…」
    「・・・・・・・?」
    「シーくん見てると、お姉ちゃんも優しそうな気がするよ?」

    「そうか?キミの方こそ心配してくれて、ありがとな」

     突いてくるところは鋭いなぁ…でも、今なら分かるよ。姉ちゃんに固執してたのは俺の方なんだ…って。


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    「あー…あの、さ…」
    「うん?」

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    「そのアタマのイカパッチン、ちょっと外してくれないかな」
    「え?うん。いいよ」

    「じゃあ、これを…」


              (ぽふっ)


    「ふぇっ!?」

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    「やるよ。お礼にしちゃ安すぎるけど」
    「わ…本当にいいの?」

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    「ああ。やっぱこういう見た目のギアは、キミの方が似合う」


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    ありがとう!!大事にする!!
    「よ、喜んで頂き、某(それがし)、感無量にございまするっ!」
    「ま~た~…」

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    「あははは…でもこの遊びを考えたのはキミだよね?」
    「えー?ニンジャみたくしようって言ったのはシーくんだよ?」
    「そうだっけ?」

     よかった、ちゃんと渡せた。最後の任務だからな…最後の…。でも、なんだかな。ここに来てこんなに情が移るとは、俺らしくもないか…


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    「俺、帰ったらもっと頑張ってみるよ」
    「うん。でも、無理しないで頑張ってね」
    「ああ、ありがとな」


    「えー…と…」
    「うん?」

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    「いや、今はいいや。じゃあ、これで。ノスリンも元気でな!」

    「うん!シーくんも元気でね!また会おうね!」







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    「・・・・・・・」

     何か言いたそうだったなぁ…私にも頑張れって事かなぁ?







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    「・・・・・・・・」

     今は何も言えない。これ以上望んじゃいけない。結局、姉ちゃんの言うとおりだ。俺はまだ…だから…もっと…







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    「・・・・・・・(あれ…?)

     ありがとうって気持ちなのに…なんで?…目から…止まらない…





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    次に会う時があるなら
    もっと強くありたい
    その願いを、君に託して…



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    ミ ミ ミ 




    【イカちゃんでお話】(その10) 最終回

     最終話に至っては3回分ロングスパンでお送りしてきましたけども、キリよく10話で締め切る事ができました。今までご覧頂きありがとうございました。
     BGMをつけるなら「あさってcolor」よりも「マリタイム・メモリー」で。ちょっと切ない系のチョイスが推奨です(こだわるw)

     自己満足ですけども、最後まで楽しかったです。中二病万歳!親馬鹿もここに極まれり!ごく一部の方には並々ならぬご厚意も頂き、重ね重ね、ありがとうございました。

     8話と9話は、ハイカラスクエアの紹介や、公式的なものを取りこんでみました。アオリちゃん失踪の件(ヒーローか否か)とか、テンタクルズに関するやりとりとか。ただ、イイダちゃん派かどうかを問い詰めるくだりは実は後付けで、笑顔のスクショが撮れて、それを使いたくて、アドリブ的に入れたものですw
     だってこの子たち可愛いんですもん♪

     以下、補足的な何かですけど、かなりグダグダですw興味ある方だけ、読み飛ばしていただければと。


    (*´∀`*)ゞ


     最終話は、主役であるノスリンの視点から入りました。今までの流れを補足・補完していく展開で彼女の“普段”を描きました。
     おザコで、ぼっちで、仲間外れで好きなブキさえ認めてもらえない(実際にチャージャーは現実問題ありますけども)そんな中、バイトに居場所を見つけて、ようやく満足を得られてる子です。
     そこからお姉ちゃんの話題も振って全フラグ回収

     全体的なシナリオのコンセプトはというと、恋愛や色恋沙汰は進展してナンボの時代逆行を貫きました。
     そもそもスクショでは表現できませんが、逆にそれを利用して、お互いに触れる事すらない、かといって告白のシーンすらない…でも最後はちょっと切なめの可愛いお話にしたかったんです。展開的には「ローマの休日」みたいな?

     ノスリンとシムナくんは環境は違えど、周囲に馴染めなかったり、反抗期だったりで孤立してしまっている子たちです。最初はどこかお互い最初は距離を置きつつも、次第に共通点を見出し、意思疎通ができて、会話をして痛み分けしていくうちに、親近感を覚えて行きます。
     ノスリンは最初こそ警戒気味でしたが、結果的に初めてオトモダチらしい存在に会えたし、シムナくんもまた、初めて痛みを理解して自己肯定感を高めてくれる存在に会ったことになります。



    イカンカンクラシック

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     まさかゲーム内で本当に実在するギアとは思わなかったですけども、発見した時は、ネタの神様が降臨した瞬間でしたw

     花言葉じゃありませんけど、カムバックのギアをプレゼントしたことで「次に会う時は、もっと強くありたい」という、再会を望んでる意図にできたらと思いまして…純情ボーイでもロマンチストな部分はあるでしょうと。

     ノスリンは、初めてオトモダチができて、フェスくらいまでにお別れしようとしてたようですけども…シムナくんに押されていましたね。警戒を解くまでが長かった分、後半からの親しみが強くなったのか、最後のお別れはちょっと辛かったみたいです。(ごめんね)

     気持ちの気付きに時間差ありますよね。いなくなって初めて気付くみたいな?…この点は書き手としても親としても何か考えてあげたいところです。

    (´ω`)

     画像加工の云々に関しては、また後日の記事で種明かししようかなと思いますけど、半分以上は吸い上げただけの撮りおろしです。各話で処理が追い付かなかった点はお許しくださいませ。その分フィルタ機能をかけつつ、撮影アングルには拘りました。


    本当にありがとうございました!(イカダッシュ土下座)

    ※このお話は、2018年8月にブラッシュアップしたリメイク作です。









    勝手に布教コーナー・カムバック!?

     私が書いたイカちゃんのお話では、男女の立場が逆でしたけども…ちょっとだけ展開の参考にしました。最後にちょっと切ない、モノクロ時代の映画です。ヘプバーン演じるアン王女の表情や仕草にも注目!


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